☆tsune☆のぶろぐ

福島の会津から

【会津三十三観音】第十七番札所 中ノ明観音【会津めぐり】

こんにちは。tsuneです。

 

 第十七番札所は会津若松市町北町にある

 「真言宗妙吉山密蔵院 中ノ明観音」です。

                 なかのみょうかんのん

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〈目次〉

 

 第十七番札所で会津三十三観音巡礼の折り返し、やっと半分になりました。

 第十六番札所からは約1㎞の距離になります。第十五番札所「高瀬観音」から次々に第十六番札所、第十七番札所と廻れます。

 第十六番札所「平沢観音」から国道49号線にもどってまた若松市内方面に走ってください。

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 この信号機を右折します。左折すると磐越道の会津若松インターになります。

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 右折して少し走り「中ノ明」の集落に入る細い道を入っていくと正面に仁王門が見えてきます。

仁王門とイチョウ

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 仁王門には大きな草鞋(わらじ)が奉納されています。

 仁王様はこんな感じです。色が付いています。

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 仁王門をくぐるとイチョウの大木があります。

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 イチョウの根は参道にもくねるように伸びています。

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観音堂

 イチョウの大木の先に観音堂があります。

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 言い伝えによると、その昔、北の沼が不思議に光り、村人が沼をさらってみると沼の底に沈んでいた大木の中から一尺八寸の聖観世音菩薩が現れたと言われています。

 昔は祭礼の日に、堂跡の田から刈り取った稲穂を尊前に供えていたそうです。

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 いつものようにお堂の中も覗いてみました。

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 観音様はこの中におさめられているのでしょうか?その姿を見ることはできません。

 観音堂の左側にはお地蔵さまが祀られています。

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 きりっとした顔のお地蔵様です。

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御朱印

 御朱印はお堂に隣接した本堂の脇の住職のお宅でしょうか?そちらでいただけます。

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 こちらがいただいた御朱印です。

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アクセス

中ノ明観音(なかのみょうかんのん)について

 御本尊:聖観世音菩薩

 会津若松市町北町始字中ノ明119-2

 駐車場:あり。本堂の前も広いので駐車できると思います。

 祭礼:3月第一日曜日、8月10日

御詠歌

「参るより頼みをかけし観世音 沼木の沼に浮ぶ水鳥」

  まいるよりたのみをかけしかんぜおん   ぬまきのぬまにうかぶみずどり

 

tsuneでした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

【会津三十三観音】第十六番札所 平沢観音【会津めぐり】

 こんばんは。tsuneです。

 

 第十六番札所は会津若松市町北町にある

 「曹洞宗広沢山国姓寺 平沢観音」です。

                 ひらさわかんのん

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〈目次〉

 

 第十五番札所からは1.4㎞の距離にあります。「高瀬観音」から新しいバイパスに出て国道49号線を会津若松方面に向かってください。

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 この信号を左折して集落の中に入ってください。

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 集落の一番奥の右側が観音堂になります。集落の中は道路が狭いので気を付けてください。

観音堂

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 境内への入り口です。右側にお地蔵様が祀られています。

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 集落の人に大切に守られているのがわかります。

 昔はお寺が子供たちの遊び場だったことがわかる遊具があります。

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 進んでいくと正面に観音堂があります。

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 堂前を狛犬が守っています。

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 かわいらしい狛犬です(^_^)

 昔から平沢は観月の名所として知られているそうです。

 観音堂は蒲生氏郷が領主の時代、文禄元年(1592年)に林廓という僧によって建立されたと伝えられているそうです。

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 いつものように観音堂の中も覗いてみました。

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 あらら、目隠しがされていて中を見ることはできません。

 観音堂内には一尺二寸の聖観世音像が祀られています。

御朱印

 こちらの御朱印は堂前に用意されている印を自分で押します。

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 自分で押した御朱印です。

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 自分で御朱印を押すのもだんだんうまくなってきました(^_^)

アクセス

平沢観音(ひらさわかんのん)について

 御本尊:聖観世音菩薩

  会津若松市町北町中沢字平沢419

 駐車場:ありません。小さな車なら境内に入れそうですが自分は集落の道路に駐車しました。

 祭礼:3月第一日曜日

御詠歌

 「参り来て浮世を此処に忘れ置く 心及ばぬ平沢の月」

    まいりきてうきよをここにわすれおく   こころおよばぬひらさわのつき

 

  tsuneでした。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

【会津三十三観音】第十五番札所 高瀬観音【会津めぐり】

 こんばんは。tsuneです。

 

 第十五番札所は会津若松市神指町にある

「曹洞宗吉高山福昌寺 高瀬観音」です。

                たかせかんのん

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 第十四番札所からは1.5㎞ぐらいの距離にあります。「下荒井観音」からは蟹川橋をわたって神指町にあるケヤキの大木を目指して進んでください。

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 新しい道を抜けると「高瀬の大木」が見えてきます。

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 集落に入る入り口には案内板があります。

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 案内板を曲がると「高瀬の大木」の隣に観音堂が見えてきます。

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観音堂

 無住とはいえ境内は広く立派な本堂も隣接しています。

 境内に入り口には鳥居のような門が建っています。

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 言い伝えによると、かつて京都と奥州平泉を行き来し、商いをしていた金売吉次・吉内・吉六の三人兄弟がいたそうです。承安2年(1172年)、三人は近くの応湖川を船で渡ろうとしたところ、急な増水で船が転覆し、吉六は川に投げ出されてしまったそうです。吉次と吉内は弟を弔うため観音堂を建立し観世音像の中に黄金を納めて安置したと言われています。

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 こちらのお堂の水引にも立派な彫刻がなされています。

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 いつものようにお堂の中も覗いてみました。

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 観音様を見ることはできません。

 本尊は四尺五寸ぼ十一面観世音立像が納められています。

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 お堂の中の左側です。

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 右側も。観音様が見えます。

 

金売三兄弟のお堂

 境内には言い伝えとして残る金売三兄弟のお堂が観音堂の正面に建っています。

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 小さな祠のようなお堂です。

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お地蔵様

 境内の入る門をくぐるとお地蔵さまが迎えてくれます。

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高瀬の大ケヤキ

 お堂の南側には慶長5年(1600年)上杉景勝が神指城を築こうとした遺構である土塁の一隅にそびえ立つ「高瀬の大ケヤキ」がずっしりと根をはっています。

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 途中から幹が3つに分かれておりりっぱなケヤキの大木です。ケヤキの周りを木で出来た遊歩道が整備されています。

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 樹齢は約500年。樹高は約23m、幹の太さは約12mあります。

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 幹の中は空洞になっているようです。

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 周りには20本のソエイヨシノも植えられており春にはケヤキの周りを華やかに彩ります。

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御朱印

 お堂に御朱印をいただけるお家の地図が貼ってあります。

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 境内の入り口にも案内板があります。

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 こちらがいただいた御朱印です。

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アクセス

高瀬観音(たかせかんのん)について

 御本尊:十一面観世音菩薩

 会津若松市神指町高瀬81

 駐車場:駐車場はありません。小さな車なら境内に入れると思いますが農道の邪魔にならないところに駐車した方が良いと思います。

 祭礼:8月9日

 

御詠歌

 「乗り得ても心許すな天小舟 高瀬の波は時を嫌わず」

   のりえてもこころゆるすなあまおぶね  たかせのなみはときをきらわず

 

 tsuneでした。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

【会津三十三観音】第十四番札所 下荒井観音【会津めぐり】

 こんばんは。tsuneです。

 

 第十四番札所は会津若松市北会津町にある

「真言宗松命山蓮華寺 下荒井観音」です。

                しもあらいかんのん

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〈目次〉

 

 第十三番札所からは5㎞ぐらいの距離にあります。

 「舘観音」からは県道72号を通って下荒井の集落に入ります。

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  この信号を右に曲がってください。

 集落の中に入って少し進むと案内板があります。

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 観音堂に続く参道です。

 参道を進むと観音堂の前は曲がりくねっています。

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観音堂

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 元々は村北びあったそうですが、寛永年間(1624~1643年)に蓮華寺の境内に移転したそうです。蓮華寺の開基は紀州生まれの僧・仁範が康暦元年(1397年)七代葦名直盛の進めにより建立したとのことです。 言い伝えによると仁範が故郷・高野山で臨終を遂げたいと思い歩いていたところ、蟹川で観世音の化身である翁に呼び止められこの地に留まったそうです。御詠歌にはその縁が詠まれています。

 現在の観音堂は江戸時代後期の寛政元年(1789年)に改築されたものでお堂の水引虹梁には見事な龍の彫刻がほどこされています。

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 お堂には「銀山街道と下荒井集落」「飯盛山と蓮華寺」「御詠歌と三鈷の松の由来」「左下観音と下荒井の地名の由来」「三鈷の松とは」など額に入れられ奥の説明が書かれています。

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 お堂の中も覗いてみました。

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 観音様を見ることはできません。

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 観音堂の案内板です。

虚空蔵堂

 観音堂の隣には虚空蔵堂があります。

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 お堂は平成15年に再建されたそうです。

 正面のしめ縄は「けんだい」と言われるそうです。

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 虚空蔵堂の中も覗いてみました。

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 虚空蔵堂の案内板です。

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三鈷の松と子育地蔵

 観音堂の手前には御詠歌にも詠われている「三鈷の松」「子育地蔵」があります。

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 優しい顔をしたお地蔵様です。

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御朱印

 御朱印は集落内にある「宝寿院」でいただけます。

 お堂に地図が貼ってあります。

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 参道を戻って入口の信号機の手前にあります。

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 大きなお寺です。

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 こちらがいただいた御朱印です。

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アクセス

下荒井観音(しもあらいかんのん)について

 御本尊:聖観世音菩薩

 会津若松市北会津町下荒井60

 駐車場:駐車場はありません。観音堂の手前が広くなっていますのでそこに停めれます。

 祭礼:1月17日

御詠歌

「高野山よそに在らじの下荒井 三鈷の松の法の朝風」

   たかのやまよそのあらじのしもあら   さんこのまつののりのあさかぜ

 

 tsuneでした。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

【会津三十三観音】第十三番札所 舘観音【会津めぐり】

 こんにちは。tsuneです。

 

 第十三番札所は会津若松市北会津町にある

「真言宗福聚山観音寺 舘観音」です。

                たてかんのん

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〈目次〉

 

 第十二番札所からは500mぐらいの距離にあります。「田村山」から県道を挟んだ隣の集落にあります。

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 「舘観音」から「田村山観音」が見えます。

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 集落の入り口に観音堂があります。

観音堂

 

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 集落の入り口を曲るとすぐのところにこじんまりと観音堂が建っています。

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 天正3年(1575年)に僧・円智が寺を修復、観音堂も円智によって補修されたと伝わっています。

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 観音堂内の右側には地蔵さまも置かれています。

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 観音堂の中も覗いてみました。御本尊を観ることはできません。

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 観音堂にはこんな注意書きも。

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 御本尊は聖観世音坐像でやや下腹が張っていて、柔和な顔立ちから「はらみ観音」と呼ばれ特に妊産婦からの信仰が厚いそうです。

不動堂

 観音堂の隣には南向きに不動堂があります。

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 大聖不動明王が祀られています。お堂の中も覗いてみました。

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 真っ暗で何も見えませんでした。

 9月3日に祭礼が行われるそうです。

 観音堂と不動堂の間にもお地蔵さまとほこらがあります。

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御朱印

 御朱印は本堂の脇に御朱印所の小さな建物があります。

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 中に入って自分で御朱印を押してください。

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 目の前の見本のように合わせて押します。

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アクセス

 

舘観音(たてかんのん)について

御本尊:聖観世音菩薩

 会津若松市北会津町舘17

 駐車場:ありません。観音堂の前が広いので停められます。

 祭礼:8月18日

御詠歌

「遥るばると参りて拝むよしみ寺 仏の誓い新なるらん」

   はるばるとまいりておがむよしみてら    ほとけのちかいあらたなるらん

 

  tsuneでした。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

【会津三十三観音】第十二番札所 田村山観音【会津めぐり】

 こんばんは。tsuneです。

 

第十二番札所は会津若松市北会津町にある

「真言宗福聚山養泉院 田村山観音」です。

                たむらやまかんのん

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〈目次〉

 

 十一番札所からは3.4㎞の距離にあります。「束原」からはもう一度入口の案内板のある街道をまっすぐ北会津町に向かっていきます。

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 目の前のガソリンスタンドを右です。少し進むと案内板があります。

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 案内板をまがって少し行くとお堂がある森が見えます。

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観音堂

 観音堂はこの集落のはずれの森にあります。

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 参道を進むと境内に住吉神社の鳥居がありその神社の北隣に観音堂が建っています。

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 杉の木に包まれ昼間でも薄暗い感じです。

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 いつものようにお堂の中も覗いてみます。

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 中は真っ暗で何も見えません。中には「聖観世音」が安置されているそうです。

 「田村山観音堂」は下荒井蓮華寺の六坊の一つとして建立されたそうです。天正17年(1589年)伊達政宗の兵火で焼失をおそれた僧・宥覚により現在の場所に移築されたそうです。現在の観音堂は明治36年(1903年)に再建されたそうです。

景勝清水

 境内のはずれには慶長4年(1599年)鷹狩りで立ち寄った上杉景勝が賞賛したという「景勝清水」が湧いています。

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 この清水を飲むと乳の出が良くなると言われているそうで「産清水」として地域の人々に親しまれています。

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 水が澄んで綺麗です。水量が多いのか流れが沼のようになっています。

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産土神

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 産土神と書かれた石碑がありました。石碑の後ろには変わった木がうっそうと生えていました。

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住吉神社

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 神社の入り口には狛犬がいます。

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稲荷神社

 境内には稲荷神社と大きな杉の木もあります。

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御朱印

 御朱印は檀家様のお宅でいただけます。お堂に檀家さんのお宅と電話番号が書いてありますので電話などで確認してから訪問していただいた方が良いかと思います。

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 こちらがいただいた御朱印です。

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アクセス

田村山観音(たむらやまかんおん)について

 御本尊:聖観世音菩薩

 会津若松市北会津町和合字堂ノ下甲147

 駐車場:ありません。参道にあたると思われる農道に停めれます。

 祭礼:8月18日

御詠歌

「千早振る神ぞまことの住吉の 重ねがさねの杜の注連」

   ちはやふるかみぞまことのすみよしの   かさねがさねのもりのしめなわ

 

 tsuneでした。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

【会津三十三観音】第十一番札所 束原観音【会津めぐり】

こんばんは。tsuneです。

 

第十一番札所は河沼郡会津坂下町にある

「天台宗流古山満蔵寺 束原観音」です。

                つかはらかんのん

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〈目次〉

 

 第十番札所からは約6㎞ぐらいの距離にあります。「束原」は阿賀川と支流である宮川との間に水に囲まれたような集落です。会津坂下ー会津若松間の水田の中をまっすぐ走る生活道路沿いの集落です。道路わきに「束原観音堂」の案内板があります。

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観音堂

 集落の中の道は細く各所に案内板が立っています。

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 昔ながらの蔵がある集落の公会堂や消防の屯所の向かいに観音堂が建っています。

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 相模国より領主になった佐原十郎義連が開祖の観音堂だという伝承があるそうです。

 明治期までは、近くに船の渡し場や茶屋があり賑わっていたと言われています。

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 彫り物が面白い形をしていました。

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 もちろんお堂の中も覗いてみました。

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 観音様の姿は見ることができません。

 本尊は会津三十三観音では唯一の一木造り、三面八臀の「馬頭観世音立像」を安置しています。

御朱印

 御朱印所はお堂に地図が貼られています。

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 個人宅と電話番号が書いてあるため黒く塗りつぶしています。

 集落の中は道が細いためお車の運転には十分気を付けて停める場所もご注意ください。

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 こちらがいただいた御朱印です。

アクセス

束原観音(つかはらかんのん)について

御本尊:馬頭観世音菩薩

河沼郡会津坂下町束原字東1516

駐車場:ありません。向かいの屯所と公会堂の前に広場があります。

祭礼:8月9日

御詠歌

「昔より誰がたてそめしふるしきの 久しかるべき束の原かな」

   むかしよりたがたてそめしふるしきの ひさしかるべきつかのはらかな

 

tsuneでした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

【訪れた人たちを圧倒する豪壮な吹き抜けの拝殿】福島県喜多方市 新宮熊野神社【長床】

 こんにちは。tsuneです。

 

 本日は、喜多方市の「新宮熊野神社」参拝です。

〈目次〉

 

 

 今年は全国的に暖冬で雪が降らない。会津も雪が降ったのは数日です。だからこの時期でも雪道の心配なく車で移動出来て楽です。

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 でも、雪国には雪が降らないと成り立たないお仕事がたくさんあるので心配な面も多いのですが(>_<)

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 道路サイドの看板です。

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 こちらから登っていきます。場所は喜多方市の西側の山沿いにあります。

新宮熊野神社

大鳥居

 「両部鳥居」(りょうぶとりい)と言われる鳥居です。本体の鳥居の柱を支える形で稚児柱(稚児鳥居)があり、その笠木の上に屋根がある鳥居です。

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 坂道を登っていくと大きな鳥居が見えてきます。駐車場は鳥居の左側にあります。

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 立派なしめ縄です。鳥居の先に杉並木の参道が続いています。

 いつ行っても凛として冷たい空気が流れている感じです。

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手水舎

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 まずは「手水舎」で清めます。

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長床

 参道の先に「長床」が見えます。

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 写真で見るより圧巻の大きさです。「長床」熊野神社の拝殿です。

 昭和に入り国指定重要文化財に指定されています。

 拝殿は四十四本の直径が一尺五寸(約45㎝)の円柱の柱が等間隔で五列に並んで支えられています。

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 屋根は茅葺屋根。 

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 長床の奥に熊野三社本殿に続く石段が見えます。まるで神様の通り道のようです。静かな空気が流れています。

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 熊野神社から見た長床。

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 「長床の七不思議」と言われるものがあるそうです。

  1. 三社の屋根には鳥がとまらない。
  2. 長床に鳥が巣をかけない。
  3. 長床の中には蚊が入らない。
  4. 長床の最北の隅に板が敷かれない。
  5. 村に火災が起こっても二軒以上燃えない。
  6. 栗の一年生に実をつける。
  7. 熊が来て神前に詣でる。   

     参拝の際にお確かめください(^_^)

熊野三社本殿

 熊野三社へ続く石段。

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 屋根が変わった形になっています。三棟が並んでいます。
 本殿は中央の本社新宮証誠殿

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 左側が末社那智山飛龍権現

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 右側が末社本宮十二社権現

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 三社に順番に参拝していきます。

 主祭神は「家都御子神」「熊野速玉大神」「熊野夫須美大神」

 新宮熊野神社の歴史は古く、武将として名高い源頼義が天喜三年(1055年)に戦勝祈願のために現在の会津若松市に熊野神社を勧請したことによりこの地に新宮熊野神社が据え置かれたとのことです。

 かつて源平時代、ここが戦勝祈願に使われて町の繁栄の中心になっていたことを考えると現在のたたずまいは何か物悲しく見え、戦で命をなくした者の休まる場所になっているような気がします。

大イチョウ

 長床の脇には樹齢800年と言われる御神木・大イチョウがあります。高さが30m、幹回りは8.1mあるそうです。

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 秋の紅葉では一面が黄色い絨毯になります。

 紅葉の時期に参拝してみようと思うのですがなかなか時間が合わなくて行けずにいます(^_^;)

 紅葉の時期はライトアップされるとのこと(^_^)

銅鐘(どうしょう)

 大イチョウの脇には県重要文化財の「銅鐘」があります。

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 自由に登れるのでたまに金をたたいている観光客の方がいます。

宝物殿

 参道の脇には「宝物殿」があります。

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 宝物殿には「木造文殊菩薩騎獅像」が祀られています。

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 鎌倉時代初期に造られたとのことです。文殊菩薩様が獅子に乗っています。

 その他にも「銅鉢」など国や県の需要文化財が祀られています。

御朱印

 御朱印は鳥居近くの「新宮熊野神社長床保存会事務所」でいただけます。

 入場の際はこちらで参拝料300円を支払います。

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 冬期間(12月14日から3月中旬)は土日、祝日のみ開いているようです。

 時間は9:00~16:00になっています。

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 こちらがいただきた御朱印です。

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  いっしょに「八咫烏」(やたがらす)のステッカーもいただきました。

アクセス

 

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 tsuneでした。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

【会津三十三観音】第十番札所 勝常観音【会津めぐり】

こんばんは。tsuneです。

 

第十番札所は河沼郡湯川村にある

「真言宗瑠璃光山勝常寺 勝常観音」です。

                       しょうじょうかんのん

 

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〈目次〉

 

 第九番札所からは6㎞ぐらいの距離にあります。湯川村は会津若松よりの喜多方の隣の村になり会津盆地の中央に位置します。湯川村の役場の裏側に「勝常寺」があります。

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 「遠田」からは広い農道を通って湯川村に抜けれます。
 大同2年(807年)、僧、徳一よって建立され、仏教がまだ広く知られていなかった会津の布教の拠点となっていたと考えられています。

 村役場脇の村営駐車場に車を停め案内坂にしたがって歩いて進むと「勝常寺」があります。

薬師堂

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 正面の仁王門をくぐると正面に大きな国重要文化財の薬師堂があります。

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 大きくて立派な薬師堂です。国宝・薬師如来坐像が安置されています。

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 中を覗きましたが真っ暗です。

観音堂

 薬師堂に向かって右側に観音堂と収納庫の役割を担う霊宝殿があります。

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 白い壁の建物です。この中にご本尊・十一面観世音菩薩日光菩薩立像、月光菩薩立像など平安初期の仏像が10体安置されています。

 中には入ったことがありませんが4月1日から11月15日まで予約すれば見れるそうです。

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御朱印

 御朱印は入口の道路を挟んだ本坊でいただけます。

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 こちらの建物に声をかけると住職から御朱印をいただけます。

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 手書きの御朱印をいただきました。

アクセス

勝常観音(しょうじょうかんのん)について

 御本尊:十一面観世音菩薩

 河沼郡湯川村大字勝常字代舞1764

 駐車場:村営駐車場を使ってください。

 祭礼:4月28日

御詠歌

「幾度も歩みを運ぶ勝常寺 うまれ会津の中の御仏」

 いくたびもあゆみをはこぶしょうじょうじ うまれあいづのなかのみほとけ

 

tsuneでした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

【会津三十三観音】第九番札所 遠田観音【会津めぐり】

こんばんは。tsuneです。

 

第九番札所は喜多方市塩川町にある

「曹洞宗福聚山大光寺 遠田観音」です。

                       とおたかんのん

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〈目次〉

 

集落と観音堂

 第八番札所からは5㎞ぐらいの距離にあります。

 遠田観音のある集落の入り口には看板がたっていました。こちらの看板、平成28年「会津の三十三観音めぐり」「日本遺産」に認定されてから建てられたものと思われます。各札所のある集落の入り口に立っています。

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 猪苗代湖を源流とする日橋川と尾瀬から北上する大川が合流して阿賀川となり新潟に流れていきます。その合流点が「遠田」です。慶長13年(1608年)米沢街道が塩川を通る本街道になると塩川には宿場や市がたったそうです。米沢街道と阿賀川を生かした運輸の流通点として「遠田」は栄えました。

 遠田の集落の道です。

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 集落の入り口から450mぐらいを左に曲がったところに「遠田観音」へ続く参道があります。

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 参道を奥に進むと観音堂の背中が見えます。

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 うっそうとした林の中に観音堂があります。

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 観音堂の中を覗き込むと「千手観世音菩薩」の腕が見えました。

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 もうちょっと下から覗き込みます。

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んー見えない(>_<)

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 御詠歌を棒読みして手を合わせます。

 境内にはこのほかに「薬師堂」「お地蔵様」が祀られています。

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御朱印

 境内に「大光寺」の本堂があります。

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 本堂の右側が住職のご自宅です。そこをたずねると住職が出てきてくれました。御朱印をいただけます。

 こちらが御朱印です。

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 手書きの御朱印をいただきました。

アクセス

 

 

遠田観音(とおたかんのん)について

 

 御本尊:千手観世音菩薩

  喜多方市塩川町遠田字谷地中3227

  駐車場:ありません。境内に乗り入れ可能です。

  祭礼:なし

御詠歌

 「後の世を願う心を照らすらん 遠田の沖に出づる月影」

   のちのよをねがうこころをてらすらん    とおたのおきにいづるつきかげ

 

tsuneでした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

【厄払いならこの神社!見開き御朱印をもらおう。】福島県会津美里町 伊佐須美神社【岩代一之宮】

 こんばんは。tsuneです。

 

 今日は建国記念日ということで神社に参拝しようと会津美里町に鎮座する

「伊佐須美神社(いさすみじんじゃ)」に参拝に行ってきました。

 自分の出身地の一番大きな神社に今年まだ参拝していませんでした(^_^;)

 いつもなら一番最初に初詣で行くのですが。。。

 川沿いの駐車場に車を停め歩いて本殿に向かっていきます。

 

〈目次〉

 

 

 

伊佐須美神社

 こちらが伊佐須美神社大鳥居です。

 昨日降った雪が残っていました。

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 鳥居をくぐり本殿に向かいます。表参道が伸びています。

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 建国記念日なので日の丸が掲げられていました。

 入口の左側に手水舎があります。

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 入口の「桜門」に祀られた神様です。

 「伊佐須美神社」の御祭神は

  ・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)

  ・伊弉冉尊(いざなみのみこと)

  ・大毘古命(おおひこのみこと)

  ・建沼河別命(たけぬなかわわけのみこと)

 御祭神四柱を総称して伊佐須美大明神と称え奉りお祀り申し上げています。

 

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「桜門」をくぐると「拝殿」があいます。

 

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 こちらの拝殿は仮拝殿になっています。平成20年に火災があり本殿・神楽殿・神饌所などを焼失してしまいました。

 参拝の作法に従い参拝いたしました。

 

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 庭内には会津五桜のひとつ「薄墨桜」の大樹があります。

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 参拝を終え「社務所」へ向かいます。

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御朱印

「社務所」で御朱印をいただけます。社務所の中には猫が座ってました。(=^・^=)

暖かくて寝ているようです。

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こちらがいただいた御朱印です。見開きで書いていただけます。

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以前いただいた御朱印も写真を載せておきます。

伊佐須美神社で御朱印帳を買うと3枚見開きで御朱印をいただけます。

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そして令和元年五月一日の御朱印です。

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伊佐須美神社の御朱印帳です。

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 御朱印をいただき「東神門」に向かいます。

神社内のその他の神社

大国魂神社

 東神門の外に「大国魂神社」があります。

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 こちらは子孫繁栄の神様。

 ここから拝殿にもどり出口から出ました。

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 出口を出てすぐに「道主命神社」があります。

道主命神社

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 交通安全を祈願して参拝しました。

 「道主命神社」に参拝し表参道から大鳥居に向かいます。

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 表参道には「宝物殿」と「菅原神社」があります。

宝物殿

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菅原神社

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 なで牛もいます。悪いところなでてください。

 「菅原神社」に参拝し大鳥居をくぐって駐車場に向かいます。小学生かな?五、六人でおみくじを引いてわいわいしてました(^_^)

 神社の前の道路は前日に降った雪がまだ残っていました。

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殺生石稲荷神社(せつしょうせきいなりじんじゃ)

 駐車場のすぐ横には「殺生石稲荷神社」があります。

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 この岩が災いをもたらすとして封じ込めているようです。

 仕事がうまくいくようにこちらにも参拝しました。商売繁盛。

伊佐須美神社について

伊佐須美神社の歴史は古く、その格式は東北でも有数で旧国弊中社・岩代一之宮・名神大社と名高いものです。古代、崇神天皇が派遣した四道将軍のうち、北陸道を鎮撫した大毘古尊(おおひこのみこと)と東海道を平定した息子の建沼河別命が福島と新潟県境の御神楽嶽嶽で出会ったのが、「会津」の地名の由来という。会津の名の起こりと同時に誕生した当神社は博士山、明神ヶ岳(現在も奥宮がある)に移され、欽明天皇十三年(五五二)に会津美里町の平地へとお遷りになりました。会津の人々から「伊佐須美様」と親しまれているうちには、古い歴史や最高の社格とともに、今もって春夏秋冬、四季を通した、数多くの神事、祭典があり、古より会津の文化的、精神的な大主柱としての位置づけがあります。

                   (伊佐須美神社パンフレットより引用)

伊佐須美神社へのリンク

isasumi.or.jp

アクセス

 

遅くなりましたが「伊佐須美様」今年もよろしくお願いします。

tsuneでした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

【会津三十三観音】第八番札所 竹屋観音【会津めぐり】

こんばんは。tsuneです。

 

第八番札所は喜多方市塩川町にある

「曹洞宗大雲山観音寺 竹屋観音」です。

                      たけやかんのん

 

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〈目次〉

 

 第七番札所から6㎞ぐらいの距離にあり旧塩川町の中屋沢にあります。観音堂への道路わきには「竹屋の観音様」などののぼりが立てられています。

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 左側の坂を登って行ってください。

観音堂

 観音堂へ石段が伸びています。

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仁王門

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 石段を登ると観音堂があります。

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 天正元年(1573年)、十六代葦名盛氏の頃、越後の僧・快元が竹屋の里の「如意観世音」を安置し寺が開山されたそうです。  

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 会津三十三観音で唯一の「如意輪観世音」が祀られています。鎌倉時代の運慶の作と伝えられるこの仏像、右立膝に座り、右手を頬にあて、左手を床に置いた姿をしています。6本の腕は大衆を苦悩から救うために差し伸べられるそうです。

 普段はその姿を見ることはできませんが4月8日の祭礼にはじかに観ることができます。

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 観音堂は市の指定有形文化財に指定されています。

 別名を子安観音と呼ばれ観音堂の扉には安産や子供の健康を祈願して赤ちゃんの涎かけが奉納されてます。

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 いつものようにお堂の中も覗いてみました。

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お地蔵様

 お堂の手前には子安水子地蔵尊が祀られています。

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不動明王

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弁財天

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御朱印

 御朱印は石段の下の観音寺の本堂内で自分で印を押すスタイルです。

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 中に入るとこんな感じです。

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 見本に合わせて自分で押してください。

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はじめてなので緊張しましたがうまく押せたかと思います(笑)

アクセス 

竹屋観音(たけやかんのん)について 

 御本尊:如意輪観世音菩薩

 喜多方市塩川町中屋沢字台畑丙697

 駐車場:あり

 祭礼:1月1日、4月8日

御詠歌 

「今朝の日は遥か竹屋の観世音 急ぎ参りて拝め旅人」

   けさのひははるかたけやのかんぜおん   いそぎまいりておがめたびびと

 

 最後に猫がお見送りしてくれました(^_^)

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tsuneでした。

最後までよんでいただきありがとうございます。

 

【会津三十三観音】第七番札所 熊倉観音【会津めぐり】

こんばんは。tsuneです。

 

第七番札所は喜多方市熊倉町にある

「浄土宗紫雲山光明寺 熊倉観音」です。

                      くまぐらかんのん

〈目次〉

 

 

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 第六番札所「勝観音」から熊倉街道(県道337号)を山の方にまっすぐ走ると案内板があります。「勝観音」からは3㎞ぐらいの距離になります。

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熊倉宿

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 案内板に従って曲がってもらうと「熊倉宿」昔の宿場町があります。

 米沢街道「熊倉宿」は若松より二つ目の宿場町でした。慶長6年(1601年)蒲生氏郷の時、宿駅に認められ、経済の中心とした繁栄を極めたとのことです。宿場町らしく家々が道に沿って連なっています。

観音堂

 宿場町の場内に「光明寺」「観音堂」があります。

 道路沿いに漢字の看板が立っています。

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 境内の入り口です。お地蔵さまが迎えてくれます。奥に進むと正面に「光明寺」の本堂があります。

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 こちらが本堂。左側が観音堂になっています。

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 永正17年(1520年)鎌倉の僧・江月によって開基されたと伝えられます。御本尊は千手観世音で行基の作とも慈覚の作とも伝えられています。観音堂に安置されています。

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 いつものようにお堂の中も覗いてみました。 

御朱印

 御朱印は境内にある住職の御自宅だと思われる場所でいただけます。

 この日は住職は不在らしく後日(仕事中ですが(^_^;))訪問していただけました。

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アクセス

熊倉観音(くまくらかんのん)について

 御本尊:千手観世音菩薩

 喜多方市熊倉町熊倉字熊倉837

 駐車場:ありません。自分は表の道路に駐車しました。

 御朱印:住職のご自宅?境内にあります。

 祭礼:8月10日

御詠歌

 「古里を遥るばる出でて熊倉の 仏に参る身こそ安けれ」

   ふるさとをはるばるいでてくまぐらの    ほとけにまいるみこそやすけれ

 

 喜多方エリアの札所はここまでです。この後は会津若松市内に近づいて行きます。

 喜多方でラーメンを食べる方はこの間に食べてくださいね(^_^)

 

 tsuneでした。

 最後まで読んでいただいてありがとうございます。

 

【会津三十三観音】第六番札所 勝観音【会津めぐり】

 


 こんばんは。tsuneです。


第六番札所は喜多方市関柴町にある

「真言宗松島山勝福寺 勝観音」です。

                      すぐれかんのん

〈目次〉

 

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 第五番札所「熱塩観音」からは約11㎞の距離にあります。

 喜多方市の国道121号線から熊倉街道(県道337号線)に入ると道路に面して綺麗に整えられた茅葺屋根のお堂があります。道路沿いの仁王門が目印です。

仁王門

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 お堂の門には県重要文化財の毘沙門天立像不動明王立像があります。

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観音堂 

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 茅葺屋根の立派なお堂です。

 天文年間(1532~1554年)、勝御前なる女性が京から奥州松島への旅の途中、この地で倒れ息を引き取ったとのことです。中将某が勝御前の冥福を祈って、その後建立したのがこのお堂とのことです。享禄2年(1529年)火災により焼失したが永禄元年(1558年)十七代葦名盛興が再興したとのことです。

 中世会津では珍しい和様を基調とした三間堂で昭和57年(1982年)には国の重要文化財に指定されました。

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 鐘と御詠歌の額。

 お堂の中も覗いてみました。

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手水舎

 

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銅鐘

 永禄7年(1564年)葦名盛興とその父盛氏が寄進した銅鐘(県重要文化財)

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御朱印

 こちらの御朱印の案内はお堂に看板で貼られていました。

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 檀家さんのお宅のようです。車で向かいます。

 ちょうど農繁期だったため誰もいないようでした。諦めてまた来るかなと思っていた時にモンペ姿のおばあちゃんが帰ってきました。

 御朱印をお願いしたところ快く受けていただき玄関先で印をおしてくれました。

 御朱印の紙にはおばあちゃんの農作業でついた泥が着いています。

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 下の方に(笑)

アクセス

勝観音(すぐれかんのん)について

 御本尊:十一面観世音菩薩

 喜多方市関柴町三津井字堂ノ上630

 駐車場:ありません。

 御朱印:檀家様

 祭礼:1月17日、8月17日

御詠歌

「陽照るとも山の氷はよもとけじ 里に時雨のあらんかぎりは」

 ひてるともやまのこおりはよもとけじ  さとにしぐれのあらんかぎりは

 

 tsuneでした。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

【会津三十三観音】第五番札所 熱塩観音【会津めぐり】

こんばんは。tsuneです。

 

第五番札所は喜多方市熱塩加納町にある

「曹洞宗護法山̪示現寺 熱塩観音」です。

                      あつしおかんのん

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〈目次〉

 

熱塩温泉

 第四番札所からは13kmほど離れています。

 喜多方市内から国道121号線を山形方面に向かってください。

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 セブンイレブンの交差点を「熱塩温泉」方面に曲がります。

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 「熱塩温泉」の入り口に観音堂の看板があります。

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 観音堂は温泉街の一番奥にあります。

 「熱塩温泉」は子宝の湯として名高いそうです。「熱塩温泉」はこんな感じ。

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 観音堂の入り口には足湯もあります。

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観音堂

 「熱塩温泉」の一番奥に「示現寺」があります。

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 本堂の左側に観音堂があります。

 このお寺を開いた越後の僧・源翁が応永7年(1400年)に亡くなり、遺言により、100日後に墓を掘り起こすと、そこには屍はなく代わりに観音像があったと言われています。

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 お堂には素晴らしい彫刻がほどこされています。

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 現在の観音堂は天明8年(1788年)の建立とされ、龍が繊細に彫刻された向拝が目を引きます。本尊は像高二尺の千手観音で、胎内仏に観音小僧を収めています。

 観音堂を含めた境内は広く奥には瓜生岩子の坐像もあります。

御朱印 

 御朱印は境内の住職のお自宅でもらえるらしいのですが不在でした。

 もしかしたらと思い「示現寺」の登り口にあるお土産屋さんに尋ねたところこちらに書置きがあるとのことでいただきました。

 お土産屋さんのお話だとこちらの住職、7つのお寺を掛け持ちしているとのことで不在のことが多いので御朱印を預かっているとのことでした。

 こちらがお土産屋さんです。

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 こちらが御朱印です。

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 手書きの素敵な御朱印をいただきました。

アクセス

熱塩観音(あつしおかんのん)について 

 御本尊:千手観世音菩薩

  喜多方市熱塩加納町熱塩字熱塩甲795

  駐車場:あり

  御朱印:本堂もしくはお土産屋さん

  祭礼:なし

御詠歌 

「後の世を救け給えや観世音 慈悲熱塩に参る身なれば」

  のちのよをたすけたまえやかんぜおん   じひあつしおにまいるみなれば

 

 

 tsuneでした。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。