こんばんは。tsuneです。
第二十四番札所は会津美里町氷玉字関山にある
「真言宗日當山日輪寺 関山観音」です。
せきやまかんのん
〈目次〉
第二十三番札所からは約4㎞の距離にある関山という集落の中にあります。
一旦、「相川観音」から「高倉観音」へ来た道に戻ります。
「相川観音」「左下り観音」方面に走ってください。
下郷、大内方面に右折します。
しばらく大内方面に進んでいくと関山の集落に入るところに案内板が立っています。
右折して集落に入っていくと「関山観音」の案内板があります。
関山集落
関山村はかつて下野街道の宿場町として賑わった村です。宿場町らしく道路の左右に家が並んでいます。
この街道は会津西街道とも呼ばれ江戸や東北の諸藩を行き来する人や物資の主要な街道でした。
参道
観音堂は集落を少し入った山の中腹にあります。
参道に入る石碑の裏には古いお地蔵様があります。
参道を進んでいくと観音堂に進む石段が見えてきます。
「関山観音」の説明書きです。
観音堂へ続く階段です。かなり急な石段です。気を付けて登ってください。
観音堂
石段は58段あるそうです。
観音堂は林に包まれ薄暗い感じです。凛とする空気が流れている感じです。
古いお堂ですが大きくて立派なお堂です。
創建当時、観音堂は集落から離れた平地に立っていたそうです。今の地には寛政2年(1790年)に移されたそうです。お堂には関山村と合併した上小松村の護仏だった十一面観世音像が安置されています。
観音堂の左側にはお地蔵さまも安置されています。
いつものようにお堂の中も覗いてみました。
お堂の中はさらに薄暗く何も見えません。
お堂の周りには祠もありました。
御朱印
集落内の檀家様で持ち回りで御朱印を管理しているようです。お堂に檀家様の地図が書かれた案内板があります。
こちらがいただいた御朱印です。
アクセス
関山観音(せきやまかんのん)について
御本尊:十一面観世音菩薩
大沼郡会津美里町氷玉字関山乙381
駐車場:ありません。少し離れたところに集落の公園あるのでそこに駐車できます。
祭礼:8月9日
御詠歌
「散る花を止むる氷玉の関の山 雲降り登る道は一筋」
ちるはなをとむるひたまのせきのやま くもおりのぼるみちはひとすじ
また急な石段を下って帰路につきました。
tsuneでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。