こんばんは。tsuneです。
今日は3月20日(水)春分の日に4年ぶりに彼岸獅子を踊ったお話です。
〈目次〉
自分は会津美里町(旧会津高田町)の西勝地区というところに実家があります。今はいろいろあって会津若松に住んでいます。
西勝地区で400年前とか300年前とか言われていますがそこで代々伝わっている西勝彼岸獅子の踊り子を24歳ぐらいからやっています。自分が仕事の関係で離れた4年間と震災のあと、それからコロナ禍を除いてずっと踊ってきました。
その彼岸獅子が4年ぶりにおこなわれました。
なかなか踊りながらとか練習をしながら写真を撮ったりするのは難しかったので今日は新聞の記事や投稿していただいたXやインスタの記事をまとめたいと思います。
練習 3月6日(水)~3月19日(火)
練習初日。3月6日(水)夜7時から西勝公民館で練習が始まりました。初日は終わってから少しですがお酒飲みもありますので村の長老たちも集まって人がいっぱいです。
そんな中、福島民報さんと町の広報の方?が来てくださいました。
福島民報さんの記事。
会津美里町観光協会さんのインスタ。
ミサトネットさんのインスタ。
踊るのが4年ぶりですが練習も4年ぶり。それでも意外と踊れるものです。踊り子よりもお囃子の笛や太鼓の方がたいへんそうです。吹いてないと音って出なくなるみたいです。7時から9時までが練習時間ですがこの日は少し早めに終わって飲み会がおこなわれました。
というわけで4年ぶりに練習が始まりました。 pic.twitter.com/3ODf6FWIks
— tsune (@simauma10) March 6, 2024
練習初日の次の日は筋肉痛が爆発しました。この痛みも4年ぶり。
なんとか次の週には筋肉痛も治って個人舞の練習も始めました。自分も雄獅子の棒舞の練習を始めます。
棒を掴んで回るのも4年ぶり。棒を持つ人も変わってなかなか着地が決まりません。
なんとかかんとか練習を乗り切り最終日の19日まで練習がんばりました。
おはようございます⤴️
— tsune (@simauma10) March 19, 2024
今日は水曜日。
伊佐須美神社が10時からになってますが9時半に変更になりました。 pic.twitter.com/qDD3azScfq
本番 3月20日(水)春分の日
前の日、練習最終日と言うことで公民館でささやかな打ち上げがおこなわれたので実家に泊ってそのまま朝を迎えました。
家を出る前、衣装を身に着け仏前で手を合わせます。
公民館には9時に集合です。少し前に到着しました。
公民館で頭をかぶって公民館の前でひと踊りして伊佐須美神社に向かいます。わらじを履くとまたバランスが変です。
伊佐須美神社さんのインスタ。
TUFさんのニュース
春分の日でも冬の寒さ 4年ぶりに春告げる彼岸獅子 津波被災地で墓参り 福島 | 福島のニュース│TUF (1ページ) https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuf/1064986
伊佐須美神社さんでお祓いをしていただき踊りを奉納しました。当初10時からの予定でしたが昨日連絡があり9時半からに変更になりましたがたくさんの人に見ていただきました。
次の同じ大字の竹原地区の入り口で踊る時間まで時間がったので河川敷の駐車場で時間調整します。
そしていよいよ地元西勝地区に向かいます。
西勝地区は下から歩いて上に行き踊りながら下がってきます。なぜか川の流れとは逆で川の下流の方が西勝では上になります。
自分の家で棒舞を踊りました。
そして最後三人で踊って4年ぶりの彼岸獅子は終了しました。
去年3年ぶりにやる予定でしたが踊り子の後継者もいない現状でやっていてもいつまで続けられるかわからない、ならばこの機会にやめてしまった方が良いのではないかと話し合って中止にすることになりました。
西勝地区ではこの四年の間に彼岸獅子に携わっていた人たち3人が彼岸に旅立ちました。。自分はその人たちの供養にとあと一回は踊りたいと今年の総会の時に話しました。保存会の方ではこの踊りを動画にとって残したいという思いがあり役員の人たちが動いて業者に頼んで今年撮影できるようになったとのことでもう一回やってほしいとの話がありそれに踊り子も賛同して4年ぶりの復活となりました。
踊り終わって自分の中では何か心にひっかかっていたものがなくなってスッキリした気持ちになりました。だから来年彼岸獅子がおこなわれるかはわかりません。
西勝彼岸獅子では男女問わず住んでいる地域も問わず踊り子を募集することにしました。ぜひ、興味を持っていただいた方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
今年は今まで以上にたくさんの人たちに見ていただきありがとうございました。
幕で見ていただいた方を確認できませんでしたがありがとうございました。
投稿をお借りしたミサトネットさん、会津美里観光協会さん、伊佐須美神社さん、福島民報さん、TUFさん、ありがとうございました。
tsuneでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。