こんばんは。tsuneです。
第十四番札所は会津若松市北会津町にある
「真言宗松命山蓮華寺 下荒井観音」です。
しもあらいかんのん
〈目次〉
第十三番札所からは5㎞ぐらいの距離にあります。
「舘観音」からは県道72号を通って下荒井の集落に入ります。
この信号を右に曲がってください。
集落の中に入って少し進むと案内板があります。
観音堂に続く参道です。
参道を進むと観音堂の前は曲がりくねっています。
観音堂
元々は村北びあったそうですが、寛永年間(1624~1643年)に蓮華寺の境内に移転したそうです。蓮華寺の開基は紀州生まれの僧・仁範が康暦元年(1397年)七代葦名直盛の進めにより建立したとのことです。 言い伝えによると仁範が故郷・高野山で臨終を遂げたいと思い歩いていたところ、蟹川で観世音の化身である翁に呼び止められこの地に留まったそうです。御詠歌にはその縁が詠まれています。
現在の観音堂は江戸時代後期の寛政元年(1789年)に改築されたものでお堂の水引虹梁には見事な龍の彫刻がほどこされています。
お堂には「銀山街道と下荒井集落」「飯盛山と蓮華寺」「御詠歌と三鈷の松の由来」「左下観音と下荒井の地名の由来」「三鈷の松とは」など額に入れられ奥の説明が書かれています。
お堂の中も覗いてみました。
観音様を見ることはできません。
観音堂の案内板です。
虚空蔵堂
観音堂の隣には虚空蔵堂があります。
お堂は平成15年に再建されたそうです。
正面のしめ縄は「けんだい」と言われるそうです。
虚空蔵堂の中も覗いてみました。
虚空蔵堂の案内板です。
三鈷の松と子育地蔵
観音堂の手前には御詠歌にも詠われている「三鈷の松」と「子育地蔵」があります。
優しい顔をしたお地蔵様です。
御朱印
御朱印は集落内にある「宝寿院」でいただけます。
お堂に地図が貼ってあります。
参道を戻って入口の信号機の手前にあります。
大きなお寺です。
こちらがいただいた御朱印です。
アクセス
下荒井観音(しもあらいかんのん)について
御本尊:聖観世音菩薩
会津若松市北会津町下荒井60
駐車場:駐車場はありません。観音堂の手前が広くなっていますのでそこに停めれます。
祭礼:1月17日
御詠歌
「高野山よそに在らじの下荒井 三鈷の松の法の朝風」
たかのやまよそのあらじのしもあら さんこのまつののりのあさかぜ
tsuneでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。