こんばんは。tsuneです。
第十二番札所は会津若松市北会津町にある
「真言宗福聚山養泉院 田村山観音」です。
たむらやまかんのん
〈目次〉
十一番札所からは3.4㎞の距離にあります。「束原」からはもう一度入口の案内板のある街道をまっすぐ北会津町に向かっていきます。
目の前のガソリンスタンドを右です。少し進むと案内板があります。
案内板をまがって少し行くとお堂がある森が見えます。
観音堂
観音堂はこの集落のはずれの森にあります。
参道を進むと境内に住吉神社の鳥居がありその神社の北隣に観音堂が建っています。
杉の木に包まれ昼間でも薄暗い感じです。
いつものようにお堂の中も覗いてみます。
中は真っ暗で何も見えません。中には「聖観世音」が安置されているそうです。
「田村山観音堂」は下荒井蓮華寺の六坊の一つとして建立されたそうです。天正17年(1589年)伊達政宗の兵火で焼失をおそれた僧・宥覚により現在の場所に移築されたそうです。現在の観音堂は明治36年(1903年)に再建されたそうです。
景勝清水
境内のはずれには慶長4年(1599年)鷹狩りで立ち寄った上杉景勝が賞賛したという「景勝清水」が湧いています。
この清水を飲むと乳の出が良くなると言われているそうで「産清水」として地域の人々に親しまれています。
水が澄んで綺麗です。水量が多いのか流れが沼のようになっています。
産土神
産土神と書かれた石碑がありました。石碑の後ろには変わった木がうっそうと生えていました。
住吉神社
神社の入り口には狛犬がいます。


稲荷神社
境内には稲荷神社と大きな杉の木もあります。
御朱印
御朱印は檀家様のお宅でいただけます。お堂に檀家さんのお宅と電話番号が書いてありますので電話などで確認してから訪問していただいた方が良いかと思います。
こちらがいただいた御朱印です。
アクセス
田村山観音(たむらやまかんおん)について
御本尊:聖観世音菩薩
会津若松市北会津町和合字堂ノ下甲147
駐車場:ありません。参道にあたると思われる農道に停めれます。
祭礼:8月18日
御詠歌
「千早振る神ぞまことの住吉の 重ねがさねの杜の注連」
ちはやふるかみぞまことのすみよしの かさねがさねのもりのしめなわ
tsuneでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。