こんばんは。tsuneです。
第三十二番札所は会津坂下町青津にある
「曹洞宗清光山浄泉寺 青津観音」です。
あおつかんのん
〈目次〉
第三十一番札所立木観音からは約5Kmの距離にあります。
立木観音を出て右に曲がります。塩川方面に向かいます。
さらに右に曲がり農道を進んでいきます。
特に目印もないのでナビなどで調べていただいた方が良いかも(^_^;)
左側に見える集落が「青津」です。
案内板があります。案内板に従って進んでください。
亀ケ森古墳
案内板に従って進んでいくと左側に亀ケ森古墳が見えてきます。
青津観音は東北屈指の規模を誇る前方後円墳・亀ケ森古墳の円部の上に観音堂が建っています。
入口に古墳の説明が書かれていました。石段が古墳へと伸びています。
石段を登って観音堂へ向かいます。
石段を登ると観音堂と神社があります。
右側が観音堂。左側が神社です。
観音堂
右側の石段を登ると観音堂です。
観音堂は大同年間(806~809年)に青木村に建てられたと伝わっています。しかし、慶長16年(1611年)の大地震によっておきた洪水によってお堂が倒壊し尊像も流されたそうです。尊像は下流の青津村に漂着し、長く浄泉寺に保管され、正保3年(1646年)観音堂が建てられ、この地に安置されました。
寛文5年(1665年)に幕府の社寺改め法度が施行された時に会津藩は青津を正式に三十二番札所として認定しましたが御詠歌は「青木」のまま改められることなく、現在まで歌い継がれています。
ごめんなさい。中を覗くのを忘れてしまいました<m(__)m>
境内
境内は周りを木で覆われ昼間でも暗い感じで凛とした空気が流れています。
観音堂の左側には石段を登って祠があります。
石段を登ってみます。
古墳に眠る豪族を祀っているのでしょうか?
祠の左側には稲荷神社があります。
御朱印
御朱印は集落内の浄泉寺でいただけます。
亀ケ森古墳の入り口に浄泉寺の場所が書いた立て看板があります。
集落内は道路が細いので運転には注意してください。
こちらが浄泉寺です。
自分が訪れた時は住職が不在で書置きの御朱印をいただきました。住職がいるときは書いてもらえるかは不明です。
こちらがいただいた御朱印です。
アクセス
青津観音(あおつかんのん)について
御本尊:聖観世音菩薩
河沼郡会津坂下町青津字本丁
駐車場:ありません。入口に一台停められるスペースはありました。
祭礼:8月9日
御詠歌
「春は花夏は青木に繁りつつ 秋は紅葉に染むる露しも」
はるははななつはあおきにしげりつつ あきはもみじにそむるつゆしも
tsuneでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。