こんばんは。tsuneです。
第二十六番札所は会津美里町冨岡にある
「天台宗日用山福生寺 冨岡観音」です。
とみおかかんのん
〈目次〉
第二十五番札所からは約500mの距離にあります。「領家観音」からほぼまっすぐ進んでください。
集落の中を案内板にしたがってまっすぐ進みます。
この交差点もまっすぐです。右側にお堂が見えてきます。
仁王門
正面にはわらじが祀られた仁王門があります。
仁王門も大きく重厚感があります。
仁王門から見た観音堂です。
大口大領の伝説
平安期に、冨岡村の大口大領信満が妻を亡くし、その供養に岐阜の華厳寺に行き七寸の観音を彫ってもらったが、驚くことにその十倍の七尺になり持ち出すことができず、後に頂上仏と十一面観音だけ会津に持ち帰り、会津で体の部分を彫らせたと伝えられています。
慈覚大師により観世音像が造られたと言われています。
観音堂
地頭・大領の妻が亡くなった延暦10年(791年)にその菩提のために観音堂を建立したと言われています。
平成9年より行われた全解体修理において、文安3年(1446年)の巡礼札が発見されています。国重要文化財に指定されています。
観音堂の扉には満月と三日月の装飾がされています。
白澤(はくたく)と言われる疫病を食らう神獣の説明書きがありました。
打ち網の上だからたぶんこの彫刻だと思います。
他にも彫刻や額があります。
いつものようにお堂の中も覗いてみました。
ここはほんとに真っ暗でした。
本尊は十一面観音の秘伝で毎年8月9日の夕方、「四万八千日祭」が行われ年に一度だけ御開帳されます。
御朱印
御朱印は番外一番札所の龍興寺でいただけます。龍興寺は次回ご説明したいと思います。こちらがいただいた御朱印です。
アクセス
冨岡観音(とみおかかんのん)について
御本尊:十一面観世音菩薩
大沼郡会津美里町冨川字冨岡甲8
駐車場:ございます。
祭礼:8月9日
御詠歌
「朝ぼらけ賑わう里に立つ煙 誠の人をとむる冨岡」
あさぼらけにぎわうさとにたつけむり まことのひとをとむるとみおか
境内には他にも石碑などがあります。大領の供養塔でしょうか。
小学生の時このお堂の下でアリジゴクを獲ってました(笑)
tsuneでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。