☆tsune☆のぶろぐ

福島の会津から

【会津に住むおじさんが日曜日に会津駒ヶ岳に登って天空の木道を歩いた話。】

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 こんばんは。tsuneです。

 

 今日は10月4日(日)に会津駒ヶ岳(あいづこまがたけ)に登ったお話です。

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 事前の天気予報は雨が降るか降らないかの微妙な予報でしたが、自分の仕事は11月、12月が繁忙期のため山に登る時間が10月までと限られていることを考え、今日は雨が降ってもいいや、ガスで前が見えなくても登ろうということで住んでいる会津若松から会津駒ヶ岳のある桧枝岐村へ向かいました。

 

〈目次〉

 

会津駒ヶ岳 滝沢登山口

 会津若松から桧枝岐村へは車で約2時間かかります。会津若松から国道121号線をひたすら南会津方面に向かって行きます。

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 朝、家を出ると朝靄なのか霧なのかガスがかかっています。もう晴れるのはこの時点であきらめていました。

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 走ること一時間あまり。ようやく南会津町の旧田島町内に到着です。

 田島の町内を抜け国道289号線を駒止峠に向かって行きます。

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 尾瀬に向かう道です。さらに進んで行きます。

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 長いトンネルとスノーシェットを抜けていきます。

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 さらに山道を抜けていくと道の駅尾瀬桧枝岐の案内板が出てきました。

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 進んで行くと道の駅です。

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 道の駅を過ぎると会津駒ヶ岳滝沢登山口の案内板が。ここを右折します。

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 右折すると登山口へ続く細い山道を登って行きます。

 この案内板の近くにも駐車場がありますが登ってみました。

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 登って行くと登山口の近くの駐車場はすでに満車でここから路上にも駐車されていました。この時点で9時前ぐらいです。

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 噂には聞いていましたがすごい人です。けっこう下の方から車が道路脇にも停められていました。

 自分も道路脇の開いたスペースに車を停めました。そして、靴を履き登山口に向かいます。

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 まだこの辺りは紅葉がはじまったぐらいです。車止めを越えて登山口へ。

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 そして、ここが登山口です。

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 まずは階段を登って行くようです。右側のポストに登山カードがあります。

 登山カードを書いていよいよ登って行きます。

登山道(水場まで)

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 頂上まで5.3㎞。それでは出発です。

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 だいたい9時スタートでした。登って行く人は自分しかいません。もうすでにたくさん車が停まっていた人々はすでに登っているんだと思います。

 階段が終わるといよいよ登山道です。

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 どんどん登って行きましょう。はっきりいって序盤から急坂です。これはけっこうきついかもしれません。雄大な山頂の写真のイメージからすると緩やかな道を登って行くのかと思っていましたが間違いだったようです。

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 道はさらに急に。寒いかと思ってTシャツの上にトレーナーを着ていましたが暑くて汗が噴き出てきます。

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 登山道には所々に案内の杭が立っています。これがけっこう自分にとってはうれしいです。あとどれくらいと知れるのがモチベーションになります。

 しかし、急です。しかも根っこが生い茂っています。原生林って感じです。

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 キノコも生えていました。

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 そして、徐々に木々の葉っぱも染まってきました。

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 そして、山頂まで2.9㎞の地点。ここがだいたい中間のようです。少し広くなった場所にたどり着きました。ここから少し下がると水場があるみたいです。

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 ここで少し休憩です。水場には降りずもってきたアクエリアスを飲みました。ここまで約1時間。

 ちょうど山頂から下って来たご婦人がいたので「ここから先も急なんですか?」と聞いてみました。「ここまでがたいへんであとは徐々に緩やかになって見晴らしも良くなるから。」と言われました。「そうなんですね。ありがとうございます。」

 ちょっと安心しました(^_^)

登山道(山頂まで)

 やはり、外気温は低いらしく体が少し冷えてきました。雨が降らないうちに登らなきゃと登山再開です。

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 そんなに急には緩やかにはなってくれません。でも、周りの木は低くなって見晴らしは良くなってきました。

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 紅葉も濃くなっていきます。

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 少し傾斜も楽になってきたかな。

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 あれは山頂?木々の間から稜線が見えてきました。

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 そして、木でできた階段が。

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 山の上に抜けてきた感じがしてきました。

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 山頂まで2.2kmの杭。

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 木の枝が下を向いています。雪の深い北欧の木みたいです。

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 どんどん進むしかありません。

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 稜線が近くなってきました。

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 もう少しで稜線に抜けるのか。登っていきます。

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 山頂まで1.7㎞。

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 ついに抜けた感。見晴らしが一気によくなりました。

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 こちらが山頂方面。はーすごいです。

 そしてここから木道が出てきました。

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 このあたりの木道は傷んで少し危ないです。

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 さらに進むとベンチがあらわれます。ここからは山小屋が見れます。

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 さらに山の稜線が。こんな深い山の奥にこんな景色が広がっているなんて。

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 さらに木道を登って行きます。

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 さらに木道は空に向かって伸びています。

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 ゆっくり登って行くと山小屋へ木道は伸びていました。

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 木道の脇の草は染まっていました。天気が良かったらもっときれいなんだろうとちょっと残念な感じもしますが充分きれいです。

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 燧ケ岳でしょうか?周りにも高い山が。

 木道の架け替え工事中でした。新しい木道もできています。

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 テントが工事の事務所のようです。

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 山小屋のベンチでまた少し休憩しました。ここまで約2時間です。

 少し休んで山頂にアタックしました。

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 目指す山頂はこちら!

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 また木道をてくてく歩いて行きます。

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 後ろを見ると燧ケ岳と山小屋が見えます。

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 そして山頂へ続く分岐点。

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 山頂へも木道が続いています。

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 山頂までけっこう急です。木道から後ろを見ると山並みがすごい。

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 山頂までもう少し。この辺で心配していた膝が痛くなってきました。でももう少しで山頂です。

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 なんか、ある!

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 回り込むとそこは山頂の標識でした!

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 2,132mついに山頂です。

 山頂はほとんど眺望はありませんが達成感満載です。

 周辺に見える山の案内が書いてありました。

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 あとから登って来たご夫婦に写真を撮ってもらいました。

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 写真撮っていただいてありがとうございます。

中門岳

 そしてここから中門岳へ向かいます。

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 山頂から降りていくと中門岳へ向かう木道が伸びていました。

 草紅葉の中を中門岳へ向かいます。また、木道をてくてく歩きながら。

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 後ろを見ると山頂から歩いてきた木道が空に続いているようです。

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 中門岳へ。誰もいなくなってしまいました。ちょっと寂しい。

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 山頂から2㎞ぐらいなのでけっこう歩きます。

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 なにか杭が見えてきました。

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 近づくとそこが中門岳でした。

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 杭にはこのあたり一帯を中門岳と言うとかいたあります。

 ここがこの世の果てなのか。そんな感じの風景です。

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 この先にも木道が続いていましたが雨も少し降って来たのでここでもと来た木道を引き返しました。

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 山頂を通らずに側道を迂回していきました。

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 側道からの紅葉です。

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 山小屋の近くの祠にも手を合わせました。

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 そして山小屋「こまの小屋」の前のベンチで一休みです。山小屋に着くと雨は上がっていました。

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下山

 少し休んで下山しました。もう膝が痛い(>_<)この前買ったサポーターを着けて登りましたが今回は効果が少なかったみたいです。

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 膝を気にしながらゆっくり降りていきます。

 降りていくと日が射してきました。やはり日が射すと紅葉が映えてきます。

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 山頂の上に青空が出ていました。

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 膝が痛いと言いながら他の登山者に道を譲りながらゆっくりと降りていきます。

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 登るときに撮ったキノコの生えていた切り株がありました。見てみるとショック(>_<)キノコがなくなっていました。

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 そしてやっと入口の階段にたどり着きました(^_^)

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 この時点で4時近く。降りる方が時間がかかっていました。

 階段に向かって礼をして登山終了です。

 車にもどると朝あんなにいた車がなくなっていました。

アクセス

 まだ、紅葉の見ごろには早かったようです。でも、行きたかった会津駒ヶ岳に行けて良かったです。綺麗な稜線もみれたし(^_^)

 稜線を見ながら木道をあるいたら多幸感にあふれました(^_^)

 

 tsuneでした。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。