こんばんは。tsuneです。
第六番札所は喜多方市関柴町にある
「真言宗松島山勝福寺 勝観音」です。
すぐれかんのん
〈目次〉
第五番札所「熱塩観音」からは約11㎞の距離にあります。
喜多方市の国道121号線から熊倉街道(県道337号線)に入ると道路に面して綺麗に整えられた茅葺屋根のお堂があります。道路沿いの仁王門が目印です。
仁王門
お堂の門には県重要文化財の毘沙門天立像と不動明王立像があります。


観音堂
茅葺屋根の立派なお堂です。
天文年間(1532~1554年)、勝御前なる女性が京から奥州松島への旅の途中、この地で倒れ息を引き取ったとのことです。中将某が勝御前の冥福を祈って、その後建立したのがこのお堂とのことです。享禄2年(1529年)火災により焼失したが永禄元年(1558年)十七代葦名盛興が再興したとのことです。
中世会津では珍しい和様を基調とした三間堂で昭和57年(1982年)には国の重要文化財に指定されました。
鐘と御詠歌の額。
お堂の中も覗いてみました。
手水舎
銅鐘
永禄7年(1564年)葦名盛興とその父盛氏が寄進した銅鐘(県重要文化財)
御朱印
こちらの御朱印の案内はお堂に看板で貼られていました。
檀家さんのお宅のようです。車で向かいます。
ちょうど農繁期だったため誰もいないようでした。諦めてまた来るかなと思っていた時にモンペ姿のおばあちゃんが帰ってきました。
御朱印をお願いしたところ快く受けていただき玄関先で印をおしてくれました。
御朱印の紙にはおばあちゃんの農作業でついた泥が着いています。
下の方に(笑)
アクセス
勝観音(すぐれかんのん)について
御本尊:十一面観世音菩薩
喜多方市関柴町三津井字堂ノ上630
駐車場:ありません。
御朱印:檀家様
祭礼:1月17日、8月17日
御詠歌
「陽照るとも山の氷はよもとけじ 里に時雨のあらんかぎりは」
ひてるともやまのこおりはよもとけじ さとにしぐれのあらんかぎりは
tsuneでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。