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福島の会津から

【訪れた人たちを圧倒する豪壮な吹き抜けの拝殿】福島県喜多方市 新宮熊野神社【長床】

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 こんにちは。tsuneです。

 

 本日は、喜多方市の「新宮熊野神社」参拝です。

〈目次〉

 

 

 今年は全国的に暖冬で雪が降らない。会津も雪が降ったのは数日です。だからこの時期でも雪道の心配なく車で移動出来て楽です。

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 でも、雪国には雪が降らないと成り立たないお仕事がたくさんあるので心配な面も多いのですが(>_<)

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 道路サイドの看板です。

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 こちらから登っていきます。場所は喜多方市の西側の山沿いにあります。

新宮熊野神社

大鳥居

 「両部鳥居」(りょうぶとりい)と言われる鳥居です。本体の鳥居の柱を支える形で稚児柱(稚児鳥居)があり、その笠木の上に屋根がある鳥居です。

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 坂道を登っていくと大きな鳥居が見えてきます。駐車場は鳥居の左側にあります。

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 立派なしめ縄です。鳥居の先に杉並木の参道が続いています。

 いつ行っても凛として冷たい空気が流れている感じです。

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手水舎

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 まずは「手水舎」で清めます。

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長床

 参道の先に「長床」が見えます。

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 写真で見るより圧巻の大きさです。「長床」熊野神社の拝殿です。

 昭和に入り国指定重要文化財に指定されています。

 拝殿は四十四本の直径が一尺五寸(約45㎝)の円柱の柱が等間隔で五列に並んで支えられています。

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 屋根は茅葺屋根。 

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 長床の奥に熊野三社本殿に続く石段が見えます。まるで神様の通り道のようです。静かな空気が流れています。

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 熊野神社から見た長床。

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 「長床の七不思議」と言われるものがあるそうです。

  1. 三社の屋根には鳥がとまらない。
  2. 長床に鳥が巣をかけない。
  3. 長床の中には蚊が入らない。
  4. 長床の最北の隅に板が敷かれない。
  5. 村に火災が起こっても二軒以上燃えない。
  6. 栗の一年生に実をつける。
  7. 熊が来て神前に詣でる。   

     参拝の際にお確かめください(^_^)

熊野三社本殿

 熊野三社へ続く石段。

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 屋根が変わった形になっています。三棟が並んでいます。
 本殿は中央の本社新宮証誠殿

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 左側が末社那智山飛龍権現

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 右側が末社本宮十二社権現

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 三社に順番に参拝していきます。

 主祭神は「家都御子神」「熊野速玉大神」「熊野夫須美大神」

 新宮熊野神社の歴史は古く、武将として名高い源頼義が天喜三年(1055年)に戦勝祈願のために現在の会津若松市に熊野神社を勧請したことによりこの地に新宮熊野神社が据え置かれたとのことです。

 かつて源平時代、ここが戦勝祈願に使われて町の繁栄の中心になっていたことを考えると現在のたたずまいは何か物悲しく見え、戦で命をなくした者の休まる場所になっているような気がします。

大イチョウ

 長床の脇には樹齢800年と言われる御神木・大イチョウがあります。高さが30m、幹回りは8.1mあるそうです。

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 秋の紅葉では一面が黄色い絨毯になります。

 紅葉の時期に参拝してみようと思うのですがなかなか時間が合わなくて行けずにいます(^_^;)

 紅葉の時期はライトアップされるとのこと(^_^)

銅鐘(どうしょう)

 大イチョウの脇には県重要文化財の「銅鐘」があります。

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 自由に登れるのでたまに金をたたいている観光客の方がいます。

宝物殿

 参道の脇には「宝物殿」があります。

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 宝物殿には「木造文殊菩薩騎獅像」が祀られています。

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 鎌倉時代初期に造られたとのことです。文殊菩薩様が獅子に乗っています。

 その他にも「銅鉢」など国や県の需要文化財が祀られています。

御朱印

 御朱印は鳥居近くの「新宮熊野神社長床保存会事務所」でいただけます。

 入場の際はこちらで参拝料300円を支払います。

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 冬期間(12月14日から3月中旬)は土日、祝日のみ開いているようです。

 時間は9:00~16:00になっています。

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 こちらがいただきた御朱印です。

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  いっしょに「八咫烏」(やたがらす)のステッカーもいただきました。

アクセス

 

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 tsuneでした。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。