こんばんは。tsuneです。
それでは会津三十三観音をめぐっていきます。
第一番札所は塩川にある
「真言宗紅梅常安寺 大木観音」です。
〈目次〉
塩川町でもどちらかというと喜多方よりの田んぼの真ん中の集落の中にあります。
昔から豊かな穀倉地帯であった大木の集落には長者と呼ばれるものも多くいたと言われその中の長者・常安が創設者と言われています。
常安長者はとても裕福でしたが世継ぎに恵まれなかったそうです。そこにあるものが慰めにと一羽の鶴を持ってきたそうです。夫婦はとても喜び我が子のように大事に育てたが間もなく死んでしまったそうです。夫婦は鶴塚に観音堂を建立し持仏の十一面観音を収めたそうです。
平成28年に「会津の三十三観音めぐり」が「日本遺産」に認定されてから各観音堂への入り口にむかう道路脇には写真のような案内坂が設置されています。
道路のわきにはこのような看板も立っていますが初めてだとここにたどり着くまでが
大変じゃないかと思います。
ちなみにこの看板の後ろのお宅が御朱印所になっています。
観音堂
観音堂の中も隠し撮りしました。
観音様が納められています。
ちなみに観音様を拝見できるのはめずらしいです。
御朱印
檀家さんのお宅で受け取れます。お堂に地図が置いてあります。
三か所あるようですが自分はNO.1のお宅でいただきました。
書置きになります。
アクセス
大木観音(おおきかんおん)について
御本尊:十一面観世観音菩薩
喜多方市塩川町大田木字塚田3281-1
駐車場:あり
御朱印:檀家様
祭礼:8月13日
御詠歌
「会津めぐり」の際には御詠歌の「歌詠み」がおこなわれます。短歌形式の歌詞に節をつけて唱えます。
パンフレットや観音堂にも書かれていますのでぜひ「歌詠み」をおこなってください。歌の中には村の名前や縁の地名、周辺の情景が歌いこまれています。
会津地方では、葬儀の際にも「歌詠み」が行われる風習があります。
自分は節があやふやなので書いてあるのを棒読みします(笑)
「万代の願い大木の観世音 あの世ととも救け給えや」
よろづよのねがいおおきのかんぜおん あのよとともにたすけたまえや
tsuneでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。