こんばんは。tsuneです。
第二十九番札所は会津美里町雀林にある
「天台宗雷電山法用寺 雀林観音」です。
すずめばやしかんのん
〈目次〉
番外一番札所浮身観音からは約4㎞の距離にあります。
浮身観音から会津美里町の役場がある方の道路に出てください。その道を蓋沼森林公園の方に曲がります。
案内板があるのでそれに従って進んでください。
一休さん?が道を示してくれています。
ここが入口です。
仁王門
駐車場に車を停め境内に向かいます。
仁王門の中には金剛力士像の代わりに写真のパネルが貼ってあります。
ケヤキの一本造りで彫られた木造金剛力士像阿像は国の重要文化財の為、観音堂内に安置されているそうです。
観音堂
仁王門をくぐると少し石段を登ってください。目の前に大きな観音堂があります。
法用寺は、養老4年(720年)に得道上人より開創されました。大同2年(807年)の火災でお堂を焼失、後に僧・徳一によって再興されたそうです。
観音堂内の厨子(ずし)は鎌倉時代の作で建立年代の明らかな厨子として会津最古の遺構であります。厨子とは、御本尊やご位牌を安置する仏具のことです。
写真ではわかりずらいかもしれませんがかなり大きなお堂です。
柱もかなり古く歴史を感じます。
水引の裏側も繊細な彫刻が彫られています。
いつものようにお堂の中も覗いてみました。
綺麗に整理されています。
御本尊は藤原時代の特色を留める2躰の十一面観音で秘仏とされ、厨子に納められています。
鼻取地蔵尊
お堂の他にもこの法用寺には見どころがたくさんあります。
仁王門をくぐって境内に入ってすぐ右側には鼻取地蔵尊があります。
銅鐘と虎の尾桜
お堂の前には会津五桜の一つ「虎の尾桜」と県重要文化財の「銅鐘」があります。
お堂の隣には池があり鯉が泳いでいました。
意加美神社
お堂の裏側には「意加美神社」があります。
ここから少し石段を登ります。
さらに上に登ります。
神社の拝殿があります。
ここから見た三重塔です。
三重塔
石段を戻って池の奥には会津で唯一の法用寺三重塔があります。
高さは約23mあります。県重要文化財になっています。
文殊菩薩が祀られています。三重塔の中も覗いてみました。
この穴の飾り窓を覗きます。
御氷餅搗阯
子安地蔵堂
稲荷大明神
御朱印
御朱印は少し離れてしまいますが八木沢という地区にある福泉寺というお寺でいただけます。
こちらがいただいた御朱印です。
アクセスも貼っておきます。
アクセス
雀林観音へのアクセスです。
雀林観音(すずめばやしかんのん)について
御本尊:十一面観世音菩薩
大沼郡会津美里町雀林字三番山下3554
駐車場:ございます。
祭礼:4月17日
御詠歌
「巡り来て西に遥かに眺むれば 雨露繁き古方の沼」
めぐりきてにしにはるかにながむれば あめつゆしげきふるかたのぬま
境内からは遠くに鶴ヶ城が見えます。地元の人が案内ボランティアをしているようで教えていただきました。
真ん中の道路の先に鶴ヶ城があります。小さくてわからないかな(^_^;)
tsuneでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。