☆tsune☆のぶろぐ

福島の会津から

【会津七福神巡り】会津美里町宮林 会津総鎮守 伊佐須美神社【寿老福神】

 こんばんは。tsuneです。

 

 会津七福神巡り、六ヶ所目は寿老福神さまを祀っている「会津総鎮守 伊佐須美神社」です。

〈目次〉

 

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寿老福神

 白髪で頭が長く、巻物と団扇を付けた杖、または不死の霊薬を入れた瓢箪、または不老長寿の桃を持ち、鹿や鶴を連れている姿で表されます。

 中国の宋代(1086~1093年)の伝説中の人と言われています。

 従えている鹿は一千年以上生きていて、その肉を食べると二千才の寿命を得ると言われています。

【御利益】健康長寿、開運、若返り、若さ維持。

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 ※画像はサイトからお借りしました。

 

伊佐須美神社

 

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 伊佐須美神社については前に書いているのでそちらを見てみてください(^_^)

 

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  現在の様子を少しだけ書いておきます。

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 手水舎は新型コロナウィルス感染拡大防止のため水が溜まっていません。

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 鐘も鳴らせないように縛ってあります。

 で、寿老福神さまはどこにいるんだろう?と思いますが、たぶん宝物殿の中じゃないかと思うんですが(^_^;)

 

御朱印

 御朱印は社務所でいただけます。会津七福神の御朱印をくださいと言ってみてください。

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 こちらがいただいた御朱印です。

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 現在、御朱印は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、書置きのみの授与となっているようです。

 

アクセス

  住所:福島県大沼郡会津美里町字宮林4377

 

isasumi.or.jp

 

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 tsuneでした。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

【会津七福神巡り】会津美里町橋爪 天台宗 醫徳山千壽院 薬師寺【大黒天】

 こんばんは。tsuneです。

 

 会津七福神巡り、五か所目は大黒天さまを祀っている「醫徳院千壽院 薬師寺」です。

〈目次〉

 

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大黒天

 大黒天とは、一般的には、米俵の上に乗り、打ち出の小槌を持ち、大きな福袋を肩にかつぎ、頭巾をかぶった笑顔の姿をしています。

 背負っている袋には、日本神話の八十神たちの荷物が入っているとも、金、銀、瑠璃、シャコ、珊瑚、瑪瑙の7宝が入っているとも言われています。

【御利益】寿福円満、開運招福、商売繁盛

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会津薬師寺

 薬師寺は会津美里町の橋爪という地区にあります。

 会津若松市からだと会津総合運動公園や会津球場のあるところから会津美里町にまっすぐ向かったところにある集落です。

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 会津総合運動公園の突き当りを右に曲がります。

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 まっすぐ進んで本郷大橋を渡ってください。

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さらに進んだ会津美里町の入り口の集落が橋爪です。

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 集落の中ほどにある信号機の右に薬師寺の山門があります。

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 中に進むと駐車場があります。

 会津薬師寺は宝亀10年(779年)に千壽院として創設された後、嘉祥元年(848年)に慈覚大師円仁によって開基したと伝えられています。

親子地蔵

 まずはニュースでも話題になった親子地蔵を見に行きます。

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 毎年8月の「地蔵盆」として信者が地蔵に頭巾と前掛けをかけていたが、筒井叡観住職の強い願いで、新型コロナウィルス感染拡大防止と早期収束を願いマスクをかけることになったそうです。

 百八体ある親子地蔵は紅いマスクをかけています。

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根本堂

 親子地蔵の奥に古い本堂があります。

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 古い本堂です。猫が迎えてくれました。

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 堂内には本尊薬師三尊と十二神将が安置されています。

 こちらは会津十二薬師霊場第十二番札所になっています。

不動堂

 不動明王を祀る護摩堂と参拝者詰所です。

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 ちょうど堂内では御祈祷をしていました。

 こちらは東北三十六不動尊霊場第三十三番札所にもなっています。

大黒天堂

 こちらが会津七福神大黒天さまが祀られているお堂です。

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 お堂の中も覗いてみました。

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御朱印

 御朱印は境内にある集会施設「樂樂庵」でいただけます。

 こちらでは5種類の御朱印がいただけますが今回はもったいぶって大黒天さまの御朱印だけご案内します。

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 こちらでは御朱印には日付は入れないそうです。

アクセス

 住所:福島県大沼郡会津美里町橋丸字橋爪94

 

aizuyakushiji.web.fc2.com

 

 今日は雨降りでしたが帰りには綺麗な虹が出ていました。

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 tsuneでした。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございます。 

【会津七福神巡り】会津若松市天寧 曹洞宗 萬松山 天寧寺【毘沙門天】

 こんばんは。tsuneです。

 

 会津七福神巡り、四か所目は毘沙門天さまを祀っている「萬松山 天寧寺」です。

〈目次〉

 

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毘沙門天

 一般的には、邪鬼を踏みつけた岩座の上に立ち、甲冑に身を包み、右手に鉾、左手に宝塔を持つ姿で表されます。

 微笑んでいる七福神の中で唯一、いかめしい表情をしている姿から威光の神とされています。

 多聞天ともいわれ上杉謙信が信仰したことで有名です。

 勝負事にもご利益があると崇められています。

【御利益】除厄、福徳円満、財冨、商売繁盛、開運出世

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 毘沙門天堂の中を覗いた写真です。

曹洞宗 萬松山 天寧寺

 天寧寺は会津若松市の天寧地区にあります。先にご紹介した大龍寺から奴郎ヶ前に戻って東山温泉方面に曲がります。

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 信号を左に曲がってすぐ細い道へ左に曲がります。

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 そして分かれ道を左です。

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 左に曲がってまっすぐ行くと天寧寺の本堂に続く石段があります。

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 車は石段の右側に2台分ぐらいの駐車場があります。石段を登らなくても道路を上がって行くと本堂のすぐ脇に駐車場があります。

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 石段を登って行くと正面が天寧寺の本堂になります。

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 天寧寺は、1442年(応永28年)に会津に来た傑堂禅師が、11代芦名盛信の建立によって創立したお寺だそうです。

毘沙門堂

 毘沙門天堂は本堂の左側奥ににあります。

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 本堂の脇を進んでください。

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 石段を登り毘沙門堂に参拝します。

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 そして、お堂の中を覗きました。

近藤勇墓所

 墓地の奥の山道を登って行くと新選組の近藤勇の墓があります。土方歳三が遺髪などを持っていて会津戦の折、ここに仮埋葬したと言われています。

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 ごめんなさい。このあたりで毎日のように熊の目撃情報があるため今回は登るのをやめておきました。以前、参拝した時の写真を探したのですが見つからなかったので見つけ次第貼りたいと思います。

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御朱印

 御朱印は本堂の右側の札所でいただけます。

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 こちらがいただいた御朱印です。

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 天寧寺では「南釈迦牟尼仏」(なむしゃかむにぶつ)の御朱印もいただけます。

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アクセス

 住所:会津若松市東山町石山天寧208

 

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 本当に熊には気を付けて行ってみてくださいね。

 

 tsuneでした。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

【会津七福神巡り】会津若松市慶山 臨済宗妙心寺派 宝雲山 大龍寺【布袋尊】

 こんばんは。tsuneです。

 

 会津七福神巡り、今回は布袋尊さまを祀っている「宝雲山 大龍寺」に参拝したお話です。

〈目次〉

 

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布袋尊

 布袋尊は豊満な太鼓腹を出し、大きな袋を背負い、杖を持った僧侶の姿をしています。

 弥勒仏の化身ともいわれ、肥満体の円満な人格と大きなお腹から度量の広い大量の神とされ、室町時代後期に七福神に組み入れられました。

 背負っている袋は、「堪忍袋」とされています。

 中国の唐時代に実在した禅僧・契此(かいし)とされています。太鼓腹の半裸で、常に日用品の入った袋を背負っていたことから、布袋という俗称がつけられたそうです。

住まいを定めることなく、あちこち泊まり歩き、吉凶や天気を占っていたそうです。

【御利益】商売繁盛・家庭円満・学業成就・旅行安全

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臨済宗妙心寺派 宝雲山 大龍寺

 大龍寺は会津若松市の慶山という地区にあります。東山から飯盛山にむかう通りです。

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 奴郎ヶ前と言う交差点です。直進すると東山温泉です。左に曲がると飯盛山にむかう道路です。この交差点を左折します。

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 しばらく行くと右側の道路沿いに大龍寺の門があります。わかりずらいので気を付けてください。

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 門の先に駐車場があります。あまり大きな車は入るのがちょっと大変かもしれません。

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 大龍寺は「八重の桜」の山本八重、山本家の菩提寺になっています。

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 そして、本堂内には幽霊の足跡が残されているそうです。自分も見たことはありません。

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 石段を登って仁王門をくぐります。

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 仁王さまが中に安置されています。

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 門をくぐり正面が本堂です。この中に幽霊の足跡があるとのこと。

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山本家墓所

 本堂の外で手を合わせました。その後まずは「山本家のお墓」に向かいます。本堂の左側に墓地があります。その一番奥です。

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 お墓まで案内板があるのでそれに従って進んでください。

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 そして、ここが山本家の墓所です。

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 八重さんは昭和6年(1931年)にバラバラになっていた家族のお墓をここにまとめたそうです。これを建立した翌年に、八重さんは88年の生涯を閉じています。

 墓所の前で手を合わせました。

会津七福神霊場布袋尊札所

 そして、布袋尊さまが祀られているお堂に向かいます。お堂を本堂から右側に進みます。

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 奥まで進んで行くと左側に布袋尊さまの石像があります。その奥がお堂です。木で覆われ見つけづらいです。

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 実はこのあたりはイノシシや熊の目撃情報があるので注意が必要です。

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 近くには稲荷神社と地蔵堂もあります。

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 こちらが裏口なのでしょうか?山門と六地蔵があります。

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 そしてまた本堂に戻りました。

長命大聖不動明王

 仁王門をくぐると左側に「長命不動明王」のお堂があります。

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 お堂の中を見ると大きな不動明王像が安置されています。写真はガラスに反射して撮れませんでした。

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御朱印

 御朱印は本堂でいただけます。こちらの御朱印は以前いただいたものです。

 布袋尊さまの御朱印です。

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 こちらは不動明王さまの御朱印です。

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アクセス

住所:会津若松市慶山2-7-23

 

 境内には鳥を飼っていたり花が咲いています。

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 そして、石段の上からは会津若松の街並みを見ることもできます。

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 tsuneでした。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございます。



 

【会津七福神巡り】会津若松市門田 臨済宗妙心寺派 大寶山 建福寺【福禄寿】

 こんばんは。tsuneです。

 

 会津七福神巡り、今回は福禄寿さまを祀っている会津若松市門田にある「大寶山 建福寺」に参拝したお話です。

〈目次〉

 

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福禄寿

 福禄寿(ふくろくじゅ)は中国の仙人で福と禄と寿命の三徳を備え持っています。禄は士族の禄高(奉給)に通じ、財運、開運、健康に恵まれる御利益があります。

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臨済宗妙心寺派 大寶山 建福寺

 会津若松市の千石通りを門田方面に向かって行きます。

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 ここを右に曲がると鶴ヶ城です。さらにまっすぐ進んでください。

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 小田橋を渡り進んで行くとセブンイレブンがある交差点があります。交差点をセブンイレブンの方に左に曲がってください。

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 まっすぐ登って行った先に建福寺はあります。

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 昔はかなり大きな寺院だったのしょうか?かなり手前に門の柱があります。柱の左側が駐車場になっています。また、このあたりの住所は会津若松市建福寺前と言います。

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 ここから歩いて進んで行くと右側に建福寺があります。

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 こちらが建福寺の山門、奥が本堂です。

 門の左側に建福寺の縁起が書かれていました。

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 山門を入ると右側に六地蔵が安置されています。

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 本堂の柱には会津七福神巡りの案内板がありました。

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 境内には大きな枝垂れ桜もあります。

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 以前、参拝した時は住職がいて本堂の中に入れたのですが今回は住職が不在のよう中に入ることはできませんでした。

御朱印

 御朱印は住職がいれば本堂の中でいただけます。長福寺の弁財天の御朱印もこちらでいただけます。

 こちらが以前にいただいた御朱印です。

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アクセス

 住所:福島県会津若松市門田町黒岩字建福寺前66-1

 

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 tsuneでした。

【会津大仏】喜多方市 叶山三寶院 願成寺【会津のお寺】

 こんばんは。tsuneです。

 

 今日は「会津大仏」で知られる喜多方市上三宮町にある願成寺(がんじょうじ)に参拝しました。

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〈目次〉

 

 会津若松市から会津縦貫北道路を通って喜多方市に向かいます。

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 会津縦貫北道路は会津若松市から喜多方市までの片側一車線の高規格道路です。走りやすいですが最高時速は70㎞/hなので速度の出しすぎに注意してください。

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 まもなく喜多方市側の終点です。

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 ここから国道121号線をまっすぐ進みます。

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 しばらく走っていきます。

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 喜多方プラザ方面に向かって三差路を左に曲がります。

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 何もない田園の中を走っていきます。

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 この交差点を左に曲がってください。

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 しばらく進むと願成寺の名前が付いた橋があるので渡ってください。

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 この交差点を右に曲がって上三宮の街の中向かってください。

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 細い路地を抜けると上三宮の集落に入ります。

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 先に進むと右側に看板が見えてきます。ここが駐車場になります。願成寺はもう少し先です。駐車場に車を停め願成寺に向かいます。

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  門の壁にお言葉が書いてありました。

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 門を入って境内に入っていきます。

 願成寺には何度か来ていますが入ってすぐに拝観受付所が出来ていました。今年の7月1日より拝観料を頂戴するようになったそうです。大人300円 高校生200円 中学生以下無料とのことです。300円を受付所のおばさんにお支払いすると会津大仏のお話をしてくださいました。

山門

 受付所のそばにすぐ山門があります。

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 山門は江戸期の建築物で和洋と唐様の折衷様式を持っています。県指定重要文化財に指定されています。

 東日本大震災の時には基礎が崩れ傾いてしまったそうで柱の下は新しいコンクリートが打ってあります。

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 楼上には三十三観音が安置されているそうです。受付所のおばさんが教えてくれました(^_^)

手水舎

 山門をくぐり境内に入り右側に手水舎があります。

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 手水舎で手を洗い清めます。

本堂

 正面が本堂です。

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 本堂の門が開いていて中を拝観することができます。何度か訪れていますがこれは初めてです。

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 靴を脱ぎ本堂に入ります。

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 ガラス張りになり中には入れませんがここで手を合わせます。

 ガラスに反射してうまく写真は撮れませんでした(>_<)

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 本堂内はとても綺麗です。受付所のおばさんが安置されている仏像の説明をしてくださいましたが覚えられませんでした(T_T)ごめんなさいm(__)m

 現在の本堂は、慶長大震災の後に会津藩主 初代保科正之公、正経公、正容公と三代を通じて大施主となられたものであるそうです。会津松平家が会津地域で唯一庇護した寺であったと伝えられているそうです。

 本堂の壁に願成寺の境内の図が書かれていました。

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千佛堂(旧阿弥陀堂)

 本堂の奥に千佛堂があります。

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 千佛堂には千葉の梅沢徳次郎氏奉納の十三佛が安置されているそうです。

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大佛殿

 少し戻って大佛殿に向かいます。

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 石畳の先に庭があります。

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 さらに石畳を進むと大佛殿です。

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 大佛殿の扉は開けられていて外から中が見えます。

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 ここからでは大仏様の顔を見ることはできません。そのぐらい大きいんです。

木造阿弥陀如来及両脇侍坐像

 大佛殿に入っていきます。

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 これが会津大仏です。中尊の阿弥陀如来は2m41cmだそうです。すごい迫力です。しかもその目はこちらを見ているようで何もしていなくてもごめんなさいと謝ってしまいそうな感じがします。

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 会津大仏は鎌倉時代の寄木造りだそうです。会津大仏の船形光背の小さな仏は、古くから戦に出る際に、お守りとして持っていき無事に帰ったものが戻されたそうです。戦後はかなりの数がなかったそうですが少しずつ返って来たそうです。

 左脇侍は観音菩薩、右脇侍は勢至菩薩。阿弥陀様はなくなった人を極楽浄土から迎えに来て下さる仏様だそうです。

 この「木造阿弥陀如来及両脇侍坐像」は国指定文化財に指定されています。

六地蔵

 また石畳をもどり本堂に向かいました。本堂の左側には六地蔵があります。

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 お地蔵さまにも手を合わせました。

鐘楼

 そしてその手前に鐘楼です。

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 また、山門をくぐり戻っていきます。

御朱印

 御朱印は拝観受付所で頂けます。今日は御朱印帳を忘れてしまい書置きをいただきました。御朱印帳があれば御朱印帳に直接いただけます。

 こちらがいただいた御朱印です。

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アクセス

願成寺ホームページ

aizudaibutsu.com

 

 何かあるたびに会津大仏に行ってしまうぐらいこの大仏が好きです。

 ぜひ、見てください(^_^)

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

 tsuneでした。

 

【会津七福神巡り】郡山市湖南 臨済宗妙心寺派 長福寺【弁財天】

 こんばんは。tsuneです。

 

 会津三十三観音巡りに続き今回からは「会津七福神巡り」について書いて行こうと思います。

 

〈目次〉

 

会津七福神とは?

 七福神とは「幸福、冨、長命」など福徳の願いごとを象徴している七柱の神です。

 室町時代、応仁の乱などで疲弊した民衆から福の神の信仰として発祥したとされています。江戸期に入って財物を恵み、福運をもたらす神として庶民の間に広まり隆盛をみました。会津においても一般民衆に根をはって信仰されていたが、戊辰戦争での荒廃と、明治の廃仏毀釈によって姿を消したが、復興されたそうです。

 現在の「会津七福神」は、昭和62年(1987年)に旧会津領の6寺1社で発足しました。

弁財天(辯財天)

 一般的には、琵琶を弾く天女の姿で表される、七福神の中で唯一の女の神です。

 【御利益】財福、子孫繁栄、縁結び、夫婦円満、子宝授け、技能・芸能上達、五穀豊穣、知恵増長

臨済宗妙心寺派 長福寺

 会津七福神でこの弁財天さまを祀っているのが郡山市湖南にある「臨済宗妙心寺派 長福寺」です。

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 会津若松市内から長福寺へは国道49号線を猪苗代方面に向かいます。

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 国道49線から白河、須賀川方面に右折してください。

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 湊町を抜け湖南を目指していきます。

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 写真では見ずらいですが正面には布引山の風車が見え、道路の右側の山の上には背炙り山の風車が見える通りです。

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 今頃は布引山のヒマワリが見頃で車の通りが多いようです。

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 道に沿って進んで行くと集落に入るカーブがあります。カーブの先に長福寺の案内看板が立っています。

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 案内板に従って細い路地を入ると長福寺の入り口になります。

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 奥には広い駐車場があるのでそこに車を停めれます。

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 門柱の先に石段があり境内に入っていきます。

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 ここにも熊が出るようです。注意してください。

 石段を登っていきます。

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 石段を登って左側に鐘があります。この日は小学生ぐらいの女の子とお母さんがお墓詣りの帰りに叩いていました(^_^)

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 正面が本堂です。

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 石段の右側にはお地蔵さまのお堂と弁財天堂があります。

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 お堂の中を覗いてみましたが弁財天さまを見ることはできませんでした。

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 境内には観音様も祀られていました。

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 とても綺麗に整えられた寺院でした。

御朱印

 御朱印はここではなく会津七福神の福禄寿を祀る会津若松市門田町にある建福寺で頂けます。こちらが建福寺でいただいた御朱印です。

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 御朱印は以前いただいたものです。今回、記事にしようと思い再度会津七福神を巡って書いていきます。

アクセス

  住所:福島県郡山市湖南町赤津字寺前4595

 

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

 tsuneでした。

 

【野沢の山の神様】福島県西会津町 大山祇神社【なじょな願いも聞きなさる】

 こんばんは。tsuneです。

 

 8月23日(日)に西会津町の「大山祇神社」(おおやまづみじんじゃ)を参拝しました。

 「大山祇神社」は、一生に一度の願いは三年続けてお参りすれば、なじょな願いも聞きなされる、と「野沢の山の神様」として厚い信仰が寄せられてきた神社です。

 自分は今回で三年連続で参拝していることになりますがまだ、遙拝殿から4㎞離れた「大山祇神社御本社」に参拝したことがなかったので今回は参拝しようと思いました。

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〈目次〉

 

 大山祇神社は西会津町の野沢にあります。

 国道49号線を新潟方面に向かいます。

 

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 磐越自動車道の西会津インターを過ぎたら「鳥追観音」の案内板がありますので右に曲がってください。

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 右に曲がってあとは一本道なので進んでください。途中に大山祇神社の看板があります。

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 左側に鳥追観音が見えてきます。

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 さらにまっすぐ進んでください。

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 集落の一番奥に駐車場がありますのでそこに停めてください。

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遙拝殿(ようはいでん)

 駐車場に車を停め、まずは遙拝殿に参拝します。

 「遙拝殿」とは「遙か彼方から拝むための建物」という意味だそうです。つまり本来なら御本社に拝むところなのだが遠すぎるため別の場所でも御本社へ参ったのと同様の効果を生む建物ということだそうです。

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 大きな石碑の先には狛犬が祀られています。

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 参道を進むと大きな鳥居と遙拝殿があります。

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 手水舎は新型コロナ感染対策の為使用できないようになっていました。

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 先に進むと大きな鳥居があります。

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 鳥居をくぐり遙拝殿に参拝しました。

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 拝殿の中では御祈祷がおこなわれていました。

 大きな遙拝殿の為全体を撮影するのは難しい感じです。

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 境内には太々神楽などが奉納される神楽殿があります。

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社務所

 拝殿の右側には社務所がありこちらでお守りや御朱印を受けることができます。

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 社務所の正面には千羽鶴が奉納されている建物がありました。

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 おみくじはここに収めてください。

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御朱印

 御朱印は社務所でいただけます。

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 現在は新型コロナウィルスの感染拡大防止のため書置きのみの頒布となっていました。

 以前いただいた直書きの御朱印です。

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アクセス

 遙拝殿への参拝を終えいよいよ御本社へ向かいます。

 御本社への道のりは次回書こうと思います。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 tsuneでした。

 

【会津三十三観音】番外三番札所 鳥追観音【会津めぐり】

 こんばんは。tsuneです。

 

 番外三番札所は西会津町にある

「真言宗金剛山如法寺 鳥追観音」です。

                とりおいかんのん

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〈目次〉

 

 番外二番札所柳津観音からは約19㎞の距離にあります。柳津観音から国道49号線に戻ります。

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 国道49号線を西会津・新潟方面に進んでください。只見川にかかる藤大橋を渡ります。

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 この先、西会津町まで国道の峠道になります。

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 西会津町に入ると道路が広くなります。

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 左側に鳥追観音の案内板が出てきますのでその指示に従って左に曲がってください。

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 左に曲がると鳥追観音の案内板がありました。

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 ここから1.6㎞のようです。まっすぐ進んでください。

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 杉並木の先、左側に駐車場と大きな看板が見えてきます。

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仁王門

 駐車場に車を停め、お堂に向かっていきます。

 入口には立派な仁王門があります。

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 仁王門の左右には大きな仁王様が祀られています。

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 仁王門には説明書きも書いてありました。

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 仁王門にはたくさんの千羽鶴が奉納されていました。

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参道

 仁王門をくぐり参道に入ります。

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 花が飾られた参道には右側にかわいいお地蔵さんが祀られています。

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 左側には手水舎があります。

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 手水舎で手を洗い清め参道にもどると中央に大きな香炉があります。香炉の先にはこの如法寺を建立した僧・徳一を祀ったお堂があります。

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 平安初期、僧・徳一は、会津東方の磐梯山麓に慧日時、西方には「会津西方浄土」としてこの如法寺を建立しました。

観音堂

 香炉の先に大きな観音堂があります。

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 観音堂は慶長16年(1611年)の大地震で倒壊したが、同18年、会津藩主・蒲生秀行の筆頭家老で津川城主・岡半兵衛重政が再建したそうです。

 東から入って、ご本尊に安楽往生を祈願したのち、極楽浄土のある西へ出る「東西向拝口」という全国でも珍しい構造になっています。

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 ご本尊は「聖観世音菩薩」です。やさしい顔をした観音様です。

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 堂内の左側には厄除け祈願の身代わりなで仏子安観音が安置されています。

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 痛いところをなでると身代わりになってくれるそうです。

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 堂内にはこのほかに男女の抱き柱十二支の御守本尊があります。

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 手を合わせ西方から外に出ます。西方側です。

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 お堂を出ると西方側にはお地蔵さまが祀られていました。

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 正面に戻り水引には日光東照宮の「眠り猫」を彫った彫刻職人・左甚五郎作の「隠れ三猿」が彫られています。

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 三匹の猿をさがしてみてください。

御朱印

 御朱印は観音堂内でいただけます。

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アクセス

鳥追観音(とりおいかんのん)について

 御本尊:聖観世音菩薩

 耶麻郡西会津町野沢字如法寺乙3533

 駐車場:ございます。

 参拝:観音様は現在は通年で拝観できるようです。

御詠歌

「金剛き山の如きの法の寺 まこと大悲の浄土なるらん」

  かねごわきやまのごときののりのてら  まことだいひのじょうどなるらん

 

 前にこちらで説法を聞いたことがあります。その際に印象に残っていることで死ぬと7日ごとに審判があり地獄に行くか極楽浄土に行くか決めるそうですが鳥追観音に参拝したものは審判なしで極楽浄土に行けるそうです。とても楽しいお話でしたのでぜひ参拝の際お願いしてみてはどうでしょうか(^_^)

 

 これでひとまず「会津三十三観音」「会津めぐり」は終了、満願になります。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 tsuneでした。

【会津三十三観音】番外二番札所 柳津観音【会津めぐり】

 こんばんは。tsuneです。

 

 番外二番札所は河沼郡柳津町にある

「臨済宗霊巌山圓藏寺 柳津観音」です。

                やないづかんのん

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〈目次〉

 

 第三十三番札所御池観音からは約14㎞の距離にあります。

 会津坂下町の国道49号線を新潟方面に向かいます。

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 七折峠のトンネルを抜け、磐越道につながる交差点を左に曲がってください。

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 左に曲がると国道252号線です。只見方面に向かいます。

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 あとは「福満虚空蔵尊」の案内に従って進んでください。

 今日は正面の石段を登ろうと思いますので柳津の町内を進みます。

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 一休さんの看板を左に上がると寺院の裏側の大きな駐車場に行けます。今日はここをまっすぐ進みます。

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 左に見えるのが円蔵寺の一部です。町の中に無料の駐車場があるのでそこに駐車しました。

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 駐車場から少し戻ります。お土産屋さんや旅館な並んでいます。

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石段と仁王門

 右側に円蔵寺の本堂に向かう石段があります。

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 会津では「十三詣り」といって数え年で13歳になると柳津の虚空蔵様に参拝します。そのころはすごく長い階段だなと思っていました。

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 石段を登っていくと仁王門があり大きなわらじがお供えされています。

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 仁王門をくぐってさらに石段を登っていきます。

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 石段の突き当りにお地蔵さまが祀られています。

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圓藏寺境内・本堂

 ここを曲がると本堂があります。階段をのぼってすぐ迎えてくれるのは「赤べこの満子さん」です。新型コロナウイルス感染拡大で話題になった赤べこはここ柳津の虚空蔵様が発祥の地です。

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 そして、その先に手水舎なで牛があります。

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 なでられているところがこすれてピカピカしています。

 そして、その先に福満虚空蔵菩薩を祀る圓藏寺の本堂があります。

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 大変大きな本堂です。ちなみに本堂の内部は撮影禁止になっています。

 圓藏寺は大同2年(807年)に徳一大師によって開創されたと伝えられています。御本尊の福満虚空蔵尊は弘法大師の作と伝えられています。日本三大虚空蔵尊の一つで丑寅年の守り本尊として知られ、県十大祭りのひとつ「七日堂裸詣り」は一年の幸福と無病息災を祈る奇祭として知られています。

 自分も「七日堂裸詣り」には一度だけ参加したことがあります。白いふんどし姿で堂内の大鐘の縄を登る祭りです。

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 本堂からは只見川が見えます。

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会津三十三観音霊場

 柳津観音へは立札を頼りに本堂に沿って回り込むように進んでください。

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 ぐるっと回る感じです。一番奥になります。

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 寛政年間(1789~1800年)、圓藏寺の璋峰和尚は、四国三十三観音を巡礼し、それぞれの札所から少しずつ土を持ち帰り、境内に収めたそうです。寛政11年(1799年)に観音堂を建立すると会津三十三観音巡礼を巡った人々は、最後に柳津の観音を参詣するようになったそうです。文政元年(1818年)に堂塔、観音堂を焼失したが観音像は無事でした。以後、観音堂は再建されていません。

 ここには聖観世音像の他に四体の菩薩を参拝することができます。

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奥之院・弁天堂

 今回は奥の院・弁天堂にも行ってみました。

 奥の院・弁天堂には石段を右側に向かいます。

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 石段をのぼり苔の道を進みます。

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 進んでいくと下りの石段がありますので下がってください。

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 下がっていくと赤い橋が見えてきますので渡ってください。

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 橋を渡ると墓地があります。墓地の先に奥の院辨天堂があります。

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御朱印

 御朱印は本堂の社務所でいただけます。

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 圓藏寺では三種類の御朱印が頂けます。福満虚空蔵菩薩、三十三観音、七福神の御朱印です。受付で三十三観音の御朱印をお願いしてください。

 本堂で御祈祷が行われているときは御祈祷が終わるまで待たなくてはなりません。また、神社、仏閣以外の御朱印がされている御朱印帳には書かない胸の注意書きが書かれていますので注意が必要です。

 こちらがいただいた三十三観音の御朱印です。

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アクセス

柳津観音(やないづかんのん)について

 聖観世音菩薩

 河沼郡柳津町大字柳津字寺家町甲176

 駐車場:ございます。

 祭礼:なし

御詠歌

「柳津は岩に聳えて懸造り 前には只見の舟の浮きはし」

 やないづはいわにそびえてかけづくり   まえにはただみのふねのうきはし

 

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 最後まで読んでいただきありがとうございます。

 tsuneでした。

 

 

【こどもと出世の神様】福島県猪苗代町 土津神社【夏越大祓】

 こんばんは。tsuneです。

 

 本日は、猪苗代町の「土津神社」を参拝したお話です。

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 土津神社は猪苗代町の磐梯山の麓にあります。

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 磐梯町から猪苗代町に入る猪苗代ー塩川線の道路です。

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 ここを右に曲がると猪苗代町の体育館になります。土津神社はもう少し先の三差路を左に曲がります。

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 左に曲がってまっすぐ行った突き当りが土津神社です。大鳥居が見えてきます。

〈目次〉

 

大鳥居

 駐車場は大鳥居の向かいともう少し登ったところにもあります。

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 白い大きな鳥居があります。高くて見上げるほどです。

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 鳥居の前には神社の説明書きの案内板があります。

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 鳥居の先にも案内書きが。

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 鳥居の先の石段を上がると本殿が見えてきます。

本殿

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 夏越大祓・茅の輪くぐりが造られていました。茅の輪の手前左側に手水舎があります。

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 茅の輪を8の字にくぐって本殿に向かいます。

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 土津神社の御祭神は会津藩初代藩主の保科正之公です。1675年(延宝3年)に造営されましたが戊辰戦争の戦火で焼失。現在の社殿は1880年(明治13年)に再建されたものです。

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奥の院

 今日は奥の院にも行ってみたいと思います。

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 本殿の右奥に奥の院に進む参道の石畳があります。

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 熊が出るそうです。磐梯山の麓ですからね。

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 こちらが石畳です。

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 石畳はけっこう急こう配です。そして奥の院までの距離がけっこうあります。

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 ここが中間でしょうか、丸清水と言われる井戸があります。

 石畳はの左右には杉が生い茂り本当に熊が出そうですが静かで凛とした空気が流れています。

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 中間点にはまた熊の注意書きが。奥の院が見えてきました。

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 ここが奥の院です。ほぼ1㎞ぐらい上がってきたと思います。けっこう汗が出ました。

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 ここは保科正之公墳墓と会津藩主松平家墓所となっています。国指定史跡になっています。

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 奥の院は静かで厳かな雰囲気です。

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 また石畳を降りて本殿に戻ります。丸石なのでけっこう滑ります。足元には気を付けてください。

 本殿に戻る 手前には末社があります。

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御朱印

 本殿に戻り社務所で御朱印をいただきました。

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 これは以前参拝した時にいただいた御朱印です。

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 今回は奥の院にも参拝したので奥の院の御朱印もいただきました。

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 そして期間限定の夏越大祓の御朱印もこちらは書置きの半紙になります。

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 この他にも限定の御朱印が数種類あるのでそちらはまた次の機会にいただきたいと思います。

アクセス

  土津神社のFacebookページです。

https://www.facebook.com/hanitsujinja/

 

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 土津神社に登ってくる道路です。

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 tsuneでした。

 

【会津三十三観音】第三十三番札所 御池観音【会津めぐり】

 こんばんは。tsuneです。

 

 第三十三番札所は会津坂下町御池田にある

「曹洞宗羽黒山西光寺 御池観音」です。

                おいけかんのん

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 第三十二番札所青津観音からは約3㎞の距離にあります。

 青津観音から農道を抜けていきます。

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 この交差点を右に曲がります。

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 これを左折して塩川方面に向かってください。

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 左側に御池田の集落があります。そこから少し曲がりくねった農道を行くと西光寺にたどり着きます。集落の外れに公園があります。

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観音堂

 道路を進むと西光寺が見えます。正面に見えるのが西光寺です。

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 車は右側の広場に停めれます。

 正面の門柱をくぐって行くと入口に池がありました。

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 湧き水でしょうか?きれいな水です。

 その隣には仏像とお地蔵さまが祀られています。

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 その奥に本堂と観音堂があります。

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 延暦年中(782~805年)生田宰相という公卿がこの地に左遷されたそうです。信仰の熱い二人の家来が、延暦21年(802年)にこの地の蓮池の中に聖観世音像を見つけたそうです。公卿は大変喜んで白雲山清寧寺を建立したと伝えられています。天正元年(1573年)には、南青木組天寧寺より来た僧・春広が、羽黒山西光寺として再興し、曹洞宗に改めたそうです。その後、地頭によって観音堂が建立され、聖観世音像を安置したそうです。坐像で八寸余で弘法大師作と言われています。

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 いつものようにお堂の中も覗いてみました。

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 観音様は観ることができません。

御朱印

 御朱印は本堂でいただけます。

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 こちらがいただいた御朱印です。

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アクセス

御池観音(おいけかんのん)について

 御本尊:聖観世音菩薩

 河沼郡会津坂下町大字御池田字寺ノ前152

 駐車場:ございます。

 祭礼:8月9日

御詠歌

「参るより恵も深い御池の 池の蓮は我を待つらん」

 まいるよりめぐみもふかきおんいけの  いけのはすちはわれをまつらん

 

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 会津三十三観音巡礼【会津めぐり】も残すは番外の二つの札所になりました。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 tsuneでした。

 

 

【会津三十三観音】第三十二番札所 青津観音【会津めぐり】

 こんばんは。tsuneです。

 

 第三十二番札所は会津坂下町青津にある

「曹洞宗清光山浄泉寺 青津観音」です。

                あおつかんのん

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〈目次〉

 

 第三十一番札所立木観音からは約5Kmの距離にあります。

 立木観音を出て右に曲がります。塩川方面に向かいます。

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 さらに右に曲がり農道を進んでいきます。

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 特に目印もないのでナビなどで調べていただいた方が良いかも(^_^;)

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 左側に見える集落が「青津」です。

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 案内板があります。案内板に従って進んでください。

亀ケ森古墳

 案内板に従って進んでいくと左側に亀ケ森古墳が見えてきます。

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 青津観音は東北屈指の規模を誇る前方後円墳・亀ケ森古墳の円部の上に観音堂が建っています。

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 入口に古墳の説明が書かれていました。石段が古墳へと伸びています。

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 石段を登って観音堂へ向かいます。

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 石段を登ると観音堂と神社があります。

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 右側が観音堂。左側が神社です。

観音堂

 右側の石段を登ると観音堂です。

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 観音堂は大同年間(806~809年)に青木村に建てられたと伝わっています。しかし、慶長16年(1611年)の大地震によっておきた洪水によってお堂が倒壊し尊像も流されたそうです。尊像は下流の青津村に漂着し、長く浄泉寺に保管され、正保3年(1646年)観音堂が建てられ、この地に安置されました。

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 寛文5年(1665年)に幕府の社寺改め法度が施行された時に会津藩は青津を正式に三十二番札所として認定しましたが御詠歌は「青木」のまま改められることなく、現在まで歌い継がれています。

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 ごめんなさい。中を覗くのを忘れてしまいました<m(__)m>

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境内

 境内は周りを木で覆われ昼間でも暗い感じで凛とした空気が流れています。

 観音堂の左側には石段を登って祠があります。

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 石段を登ってみます。

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 古墳に眠る豪族を祀っているのでしょうか?

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 祠の左側には稲荷神社があります。

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御朱印

 御朱印は集落内の浄泉寺でいただけます。

 亀ケ森古墳の入り口に浄泉寺の場所が書いた立て看板があります。

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 集落内は道路が細いので運転には注意してください。

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 こちらが浄泉寺です。

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 自分が訪れた時は住職が不在で書置きの御朱印をいただきました。住職がいるときは書いてもらえるかは不明です。

 こちらがいただいた御朱印です。

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アクセス

青津観音(あおつかんのん)について

 御本尊:聖観世音菩薩

 河沼郡会津坂下町青津字本丁

 駐車場:ありません。入口に一台停められるスペースはありました。

 祭礼:8月9日

御詠歌

「春は花夏は青木に繁りつつ 秋は紅葉に染むる露しも」

  はるははななつはあおきにしげりつつ   あきはもみじにそむるつゆしも

 

 tsuneでした。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

【会津三十三観音】第三十一番札所 立木(塔寺)観音【会津めぐり】

 こんにちは。tsuneです。

 

 第三十一番札所は会津坂下町塔寺のある

「真言宗金塔山恵隆寺 立木(塔寺)観音」です。

                たちき(とうでら)かんのん

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〈目次〉

 

 第三十番札所中田観音からは約10㎞の距離にあります。

 中田観音からまっすぐ会津坂下方面に向かうと会津坂下の街の中に出ます。

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 しばらくまっすぐ走っていくと踏切りがあります。

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 踏切りの先の交差点を左に曲がってください。

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 左に曲がってしばらく進むと国道49号線に入れます。

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 目の前の道路が国道49号線です。これを左に曲がります。

 しばらく走ると「立木観音」の案内看板がありますのでそれを右に入ってください。

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 塔寺の街の中を少し登って行くと信号機のある三差路がありますのでこれを右に曲がります。

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 曲がって道路の右側が「立木観音」です。

仁王門と手水舎

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 正面の仁王門です。ごめんなさい。仁王門の中を撮るの忘れちゃいました(^_^;)

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 仁王門をくぐると参道から茅葺屋根の観音堂が見えます。

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 右側に手水舎があります。

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阿弥陀仏如来

 参道には様々な仏さまが並んでいます。左側に阿弥陀仏如来像があります。

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 中には様々な仏像が祀られていました。

福禄寿尊

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 右側には七福神の福禄寿尊が祀られています。

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大日如来

 さらに奥に大日如来が祀られた小金塔があります。

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 お堂はガラス張りになっていて自分が写ってしまっています(^_^;)

観音堂

 そして正面の観音堂です。

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 茅葺屋根の観音堂は建久元年(1190年)に建立され慶長16年(1611年)の大地震で倒壊した後、大修築が行われたそうです。主屋はすべて円柱で、その一つは堂内の抱き着き柱となっています。これに抱きついて心願すれば願いが成就すると伝えられています。

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 鉄明元年(540年)に中国南朝梁国の僧・青岩が高寺を開基。舒明6年(634年)、南岳恵志の弟子・恵隆が再建して恵隆寺と名付けた。その後、蓮空上人が青岩・恵隆を慕って恵隆寺に入り伽藍を整えたとされています。大同3年(808年)には、弘法大師空海により身丈二丈八尺の一木彫り千手観音立像が造られたそうです。

 堂内は300円で参拝できます。しかし堂内の撮影は禁止されています。

 行かれる方はぜひ堂内の参拝をおすすめします。大きな千手観音は圧巻です。

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御朱印

 御朱印は境内にある御朱印所でいただけます。こちらの御朱印所で会津三十三観音の御朱印帳が売っていますので初めにここを参拝するのが良いかと思います。

 こちらが御朱印帳です。

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 そしていただいた御朱印です。

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アクセス

立木(塔寺)(たちき・とうでら)観音について

 御本尊:千手観世音菩薩

河沼郡会津坂下町大字塔寺字松原2944

駐車場:ございます。

祭礼:8月17日、18日

拝観料:300円

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御詠歌

「遙るばると参りて拝む恵隆寺 いつも絶えせぬ松風の音」

 はるばるとまいりておがむえりゅうでら   いつもたえせぬまつかぜのおと

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 tsuneでした。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

【会津三十三観音】第三十番札所 中田観音【会津めぐり】

 こんにちは。tsuneです。

 

 第三十番札所は会津美里町米田にある

「曹洞宗普門山弘安寺 中田観音」です。

                なかだかんのん

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〈目次〉

 
 第二十九番札所雀林観音からは約2㎞の距離にあります。

 雀林観音からほぼまっすぐ山にそって伸びる農道を通っていけるのですが今回はわかりやすいように一旦先ほどの道に戻ります。

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 蓋沼森林公園に向かう道を逆に下ってきます。先に踏切りのある三差路があります。これを踏切りの方に曲がってください。

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 あとは田んぼの中に伸びる県道をまっすぐ会津坂下方面に向かってください。

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 橋を渡ると交差点が見えてきます。この交差点に中田観音の案内の看板があります。この交差点を左です。左に曲がりまっすぐ進むと根岸駅があります。その先にも中田観音の案内看板があります。

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 この案内看板を曲がって少し進むとお堂の裏側に出るのでお堂の方に曲がってください。

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仁王門

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 正面の仁王門です。仁王門には大きな草鞋が飾られています。

 

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弁天堂

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 仁王門をくぐると右側に弁天堂があります。

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 こちらはもともと十一面観世音を祀った厨子だったが、観音堂修復の際、堂外に出して弁天堂と改められてと伝えられています。

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観音堂

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 観音堂の前には大きな香炉があります。

 香炉の先に観音堂があります。

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 この観音堂は野口英世の母シカが深く信仰し息子のやけど治療と立身出世を願い、毎月17日に月詣りをかかさなかったことでも知られています。堂内には親子の参詣写真が残っています。

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 お堂には信じて抱きつけば念願が叶うと言われる「抱きつき柱」があります。

 お堂の右側には「旧抱きつき柱」があります。

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 昔、佐布川村の江川長者の娘、常姫が参詣した折、中田の地頭、富塚盛勝と出会ったそうです。常姫は参詣に来ていた人々の貧しい姿を目にして、江川家と盛勝公の財産を合わせて人々に分け与えれば生活が楽になるだろうと考え、盛勝公のもとに輿入れを望んだそうです。しかし、縁談は調わず、常姫は亡くなってしまいました。江川長者は常姫の供養にと文永11年(1274年)、等身大の十一面観世音像を安置したそうです。

 地蔵菩薩と不動明王を脇侍として安置されています。

 お堂の中は撮影禁止ということでここには掲載できません。

 お堂の外には恵比須様でしょうか彫り物があります。

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御朱印

 御朱印はお堂の脇の社務所でいただけます。こちらがいただいた御朱印です。

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アクセス

中田観音(なかだかんのん)について

 御本尊:十一面観世音菩薩

 大沼郡会津美里町米田字堂ノ後甲147

 駐車場:ございます。

 祭礼:おこもり大祭8月9日、10日

    菊祭り大祭11月1日~10日

 参拝:自由 拝観は前日まで要予約。

 参拝料:500円

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御詠歌

「巡り来て四方の千里を眺むれば これぞ会津の中田なるらん」

  めぐりきてよものちさとをながむれば これぞあいづのなかだなるらん

 

  会津三十三観音もやっと第三十番札所まで書くことができました。もう少しお付き合いいただけたら嬉しいです。

 

 tsuneでした。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。